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13分前

【野村の夕解説】日経平均株価、3営業日ぶりに反発 米株高が下支え(5/10)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は前日比287円高の38,361円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、経済指標が市場予想を下振れたことで、FRBによる年内利下げに向けた期待が高まり、主要3指数が揃って上昇したことが好感されました。寄り付き後は上げ幅を拡大し、一時前日比667円高となる場面もありました。しかし、前日までに発表された企業決算が強弱混じる結果となったことから、さらに上昇するほどの勢いはなく、その後は上げ幅を縮小し、伸び悩む展開となりました。後場に入っても日経平均株価の値動きは鈍く、38,200円近辺で一進一退となりました。結局、前日比155円高の38,229円と、3営業日ぶりに反発して本日の取引を終えました。 個別では、SCREEN ホールディングスが、前日比-12.24%と大幅に下落し、日経平均株価を約28円押し下げました。前日引け後に2024.3期決算と同時に発表した2025.3期見通しが市場予想に届かなかったことなどが嫌気されました。一方で、ダイキン工業は前日引け後に発表した2024.3期決算と2025.3期の業績見通しと増配計画が好感され、前日比+8.14%と大幅に上昇し、日経平均株価を約60円押し上げました。また、コナミグループも前日比+9.27%と大幅に上昇するなど、前日に決算発表を行った銘柄群が大きく動く一日となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 磯崎 博志) ご投資にあたっての注意点

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