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【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(5/9)

決算発表が本格化、三菱商事やOLCなどが上位に 三菱商事(8058)が2位にランクインしました。同社は5月2日に決算を発表しました。会社の2025.3期の親会社株主利益予想は9,500億円で、野村予想の1兆600億円を下回りました。親会社株主利益予想が前期比微減益となった点はややネガティブな印象です。一方、株主還元について、同期の1株当たり配当金予想を100円に引き上げた点は評価できます。野村予想は82円でした。 オリエンタルランド(4661)が6位にランクインしました。同社は4月26日に決算を発表しました。2024年1-3月期(4Q)の営業利益は238億円で、野村予想の334億円を下回る結果となり、ややネガティブな印象です。主要因としては、人件費や諸経費の上昇が挙げられます。今後の注目点は、2024年6月からの東京ディズニーシー(TDS)の新エリア「ファンタジースプリングス」の開業効果です。 レーザーテック(6920)が7位にランクインしました。同社は4月30日に決算を発表しました。2024年1-3月期(3Q)の受注高は前年同期比2.3倍となり、半導体検査装置とサービスの両面で大きく増加しました。3Qの大幅な受注増は高価な装置の受注タイミングが集中した可能性が高いと推察していますが、受注が底打ちしたという点は好印象です。 住友商事(8053)が10位にランクインしました。同社は5月2日に決算を発表しました。2024.3期の親会社株主利益は3,864億円で、野村予想の5,000億円を大きく下回りました。ニッケルプロジェクトの減損などによる損失処理が膨らんだことが、下振れの要因でした。また、株主還元方針については、総株主還元性向を40%以上とし、累進配当や機動的な自社株買いを実施していく方針が示されました。これは株式市場の期待に応えた形となり、好印象でした。しかし、総株主還元利回りが同業他社と比較して大きな差がなく、利回り面での魅力はそこまで高くないと考えられます。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2024年5月8日時点。 ご投資にあたっての注意点

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