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03/15 12:00
【月間ランキング】投資家が新たにウォッチリストに登録した個別銘柄は?(2024年2月分)
三菱商事やKDDI、三菱重工などが順位を上げる 1位には三菱商事(8058)がランクインしました。2024年2月6日、同社は発行済み株式総数(自己株式を除く)の10%にあたる上限5,000億円の大規模な自社株買いを発表し、話題となりました。そのほか、一部報道で日本KFCホールディングス(9873)株式の売却検討が伝えられたことなども注目を集めました。 5位にはKDDI(9433)がランクインしました。2024年2月6日、同社は約5,000億円規模となるローソン(2651)へのTOB(株式公開買付け)の実施を発表し、注目を集めました。 6位には三菱重工業(7011)がランクインしました。2024年2月17日、同社と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同開発した次世代型大型ロケット「H3」2号機の打ち上げが成功し、話題となりました。 7位にはアステラス製薬(4503)がランクインしました。2024年2月5日、同社の決算発表では更年期障害向け治療薬「フェゾリネタント(米国製品名:ベオーザ)」の販売が難航していることが明らかになりました。そのほか、2024年4月に実施予定の薬価改定では、前立腺がん向け治療薬「イクスタンジ」などが大幅な引き下げとなりました。 8位には日本製鉄(5401)がランクインしました。同社では、2023年12月18日に発表された米鉄鋼大手USスチールの買収の行方が注目を集めています。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2024年3月12日時点。 ご投資にあたっての注意点
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03/15 09:30
【チャート分析】KDDI、52週線が下支えとなるか注目(3/15)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年2月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年2月に新規登録された銘柄第5位のKDDI(9433)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 今年1月高値形成後に押しを入れる 当社は、国内有数の総合通信企業で、電子商取引などの事業も展開しています。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、2020年9月以降、長期上昇相場を形成しています。ただ今年1月に高値5,080円を付けた後は押しを入れる展開となっています。 この先、2020年9月以降の上昇トレンド下限や上向きの52週線等を下支えに、今年1月高値に向けて戻しを試す動きとなるか注目されます。 52週線を割り込む場合は4,000円処が次の下値メド (図2)一方、この先も調整継続となり、上昇トレンド下限や52週線(3月1日:4,429円) を割り込んだ場合は、次の下値メドとして2023年8月安値(4,059円)がある4,000円前後の水準が挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年3月1日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/15 08:40
【野村の朝解説】米金利上昇でテクノロジー等の米株が軟調(3/15)
海外市場の振り返り 14日の米国株は、主要3指数が揃って下落しました。朝方発表された2月生産者物価指数が市場予想を上回ったことを受けて、FRBの早期利下げ観測が後退しました。寄り前から長期金利が大幅に上昇し、株式相場の重石となりました。セクター別では、国際エネルギー機関(IEA)が2024年は原油が供給不足になる見通しを発表したことに伴って原油先物価格が上昇し、エネルギー・セクターが堅調に推移しました。その他には、前日に下落したコミュニケーション・サービスが上昇した一方、金利動向に敏感な不動産や公益事業、エヌビディアやテスラなどのテクノロジー株の下げが目立ちました。 相場の注目点 14日の米国株の下落が日本株の重石になりそうです。来週は主要国の金融政策会合が集中する中銀ウィークを迎えます。3月18日~19日の日銀政策決定会合では、マイナス金利政策を解除する方向で調整に入り、イールドカーブコントロールの撤廃を含め大規模緩和の正常化に踏み切るとの報道もあり、市場の政策修正観測は一段と高まりそうです。 本日のイベント 連合(日本労働組合総連合会)が2024年春闘の第1回集計結果(連合傘下の労働組合が経営側から受け取った回答の集計結果)を発表します。日銀はマイナス金利政策を解除する条件として賃金と物価の好循環を重要な判断材料としており、今後の政策修正を占う上で春闘の結果は重要です。 (投資情報部 坪川 一浩) (注)データは日本時間2024年3月15日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【銘柄ランキング】NISA口座で買われた個別銘柄は?トップ20を紹介(2024年2月分) ご投資にあたっての注意点
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03/14 19:00
【銘柄ランキング】NISA口座で買われた個別銘柄は?トップ20を紹介(2024年2月分)
「逆張り」的な銘柄選択が行われた可能性 2024年2月の日本株市場では、TOPIX(東証株価指数)と日経平均株価がともに大きく上昇し、日経平均株価は約34年ぶりに1989年12月の最高値を更新しました。一方で、ランキング内には株価が大きく上昇しなかった銘柄や逆に下落した銘柄が多く見受けられました。相場の流れに逆らう「逆張り」的な銘柄選択が行われた可能性があります。 月間で3%以上下落した銘柄からは、アステラス製薬(4503)、住友化学(4005)、KDDI(9433)、あおぞら銀行(8304)、東レ(3402)、三菱ケミカルグループ(4188)がランクインしました。以下、各銘柄の近況を紹介します。 4位のアステラス製薬は、決算発表で更年期障害向け治療薬「フェゾリネタント(米国製品名:ベオーザ)」の販売が難航していることが明らかになりました。5位の住友化学は、決算発表で2024.3期の業績見通しを下方修正し、同時に年間配当金予想も引き下げました。9位のKDDIは、ローソン(2651)への公開買付けの実施を発表し、注目を集めました。 13位のあおぞら銀行は、決算発表で2024.3期の業績見通しを下方修正し、同時に年間配当金予想も引き下げました。17位の東レは、決算発表で2024.3期の業績見通しを下方修正しました。同社の主力である炭素繊維では、中国企業との競争が激化しています。19位の三菱ケミカルグループは、2023年10-12月期(3Q)決算がほぼ野村予想線で着地しました。高機能材料を手掛ける「スペシャリティマテリアルズ」の不調を産業ガスやヘルスケア事業が補った形になりました。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2024年3月8日時点。(出所)各種資料より野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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03/14 16:07
【野村の夕解説】日経平均株価は4営業日ぶりに反発(3/14)
本日の動き 本日の日経平均株価は、前日比104円安の38,591円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、半導体関連企業で構成されるSOX指数が前日比-2.47%と下落が目立ったことを受け、国内株式市場でも、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株が下落し、日経平均株価を押し下げました。その後、前日比295円安の38,400円を付ける場面もありましたが、その後はドル円が1ドル=147円台後半と前日に比べ円安ドル高となったことが下支えとなり、下落幅を縮小させました。午後には、米株価指数先物が堅調なことも押し上げ要因となり、前日比上昇へと転じ引けにかけて38,800円付近で推移すると、前日比111円高の38,807円で本日の取引を終了しました。東証33業種別では、電気・ガス業が前日比+4.12%と、騰落率首位となり、その中でも関西電力や東京電力ホールディングスといった電力株の上昇が目立ちました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 14日、米国では、2月小売売上高や2月生産者物価指数(PPI)といった経済統計の発表が予定されています。特に生産者物価指数は、インフレ圧力の強さを示唆する統計であるため、前年同月比の上昇率の鈍化傾向が継続するのか注目されます。 (野村證券投資情報部 金井 一宜) (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/14 09:30
【チャート分析】ホンダ、13週線が26週線を上抜けへ(3/14)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年2月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年2月に新規登録された銘柄第4位の本田技研工業(7267)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 ゴールデン・クロス示現で今後も上値追いに期待 当社は二輪車のシェア世界首位を誇る、日本有数の自動車/二輪車メーカーです。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、昨年9月~12月にかけて調整の動きとなりましたが、その後上向きの52週移動平均線を下支えとして反発、昨年9月高値(1,821円)に迫る水準まで値を戻しました。 角度のついた13週線が上向きの26週線を上抜くゴールデン・クロスが見込まれており、この先も上値追いの展開が期待されます。 押しを入れる場合は1,600円前後の水準に注目 (図2)ただ直近の上昇を受け、13週線からの乖離が進みました (3月1日:+13.1%)。 仮にこの先上昇一服となり再び押しを入れる展開となった場合は、上向きの26週線(同:1,615円)や13週線(同:1,596円)がある1,600円前後の水準が下値メドとして注目されます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年3月1日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/14 08:24
【野村の朝解説】金利上昇受け、米ハイテク関連株が下落(3/14)
海外市場の振り返り 13日の米国市場では、利回り曲線全域にわたって国債利回りが上昇、これを嫌気してハイテク関連株中心に下落し、S&P500は最高値から反落しました。ナスダック総合(前日比-0.5%)、フィラデルフィア半導体指数(同-2.5%)が下落した一方で、NYダウは小幅高で引けたうえ、恐怖指数と言われるVIX指数も前日から小幅低下し、13.75と穏当な水準で引けていることから、米国株式市場のセンチメントが悪化している訳ではなさそうです。 相場の注目点 来週は日本銀行の金融政策決定会合(18~19日)に続き、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会:19~20日)が開催されます。日銀の金融政策に関しては連日、各種メディアが日銀内で3月会合での政策修正議論が高まっていると報じており、エコノミストに対するブルームバーグの最新調査でも、3月会合での政策修正見通しが4月会合での修正見通しに拮抗し始めたことが示されました。明日(15日)は連合から春闘の第一回集計が発表されますが、昨年の3.8%を上回ることがほぼ確実視されるなど、3月会合に向けた政策修正期待が一段と高まることが予想されます。換言すれば日銀の政策修正は相当程度織り込まれたと見られることから、追加利上げやETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)の買い入れ継続の有無に加え、準備預金の3層構造の見直しと言った政策の枠組変更が注目されます。 一方、FOMCに関しては、金融政策は据え置きが予想されることから、注目点は政策金利見通し(ドットチャート)です。現在は24年中に0.75%ポイントの利下げ見通し(中央値)が示されていますが、2月以降、米国景気の堅調推移とインフレの粘着性を示す指標が相次いでいることから、24年中の利下げ幅見通しが縮小される可能性があります。 (投資情報部 尾畑 秀一) (注)データは日本時間2024年3月14日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【野村の動画】3月に権利が確定する主要銘柄を配当利回り順で紹介!(2024年2月作成) ご投資にあたっての注意点
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03/13 19:00
【野村の動画】3月に権利が確定する主要銘柄を配当利回り順で紹介!(2024年2月作成)
今回、東証上場の中でも特に時価総額の高い銘柄から成る「TOPIX100」を母集団にして、決算月が3月かつ今期経常増益予想の銘柄を配当利回り順にランキングしました。上位20銘柄を紹介します。 ご投資にあたっての注意点
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03/13 16:04
【野村の夕解説】春闘集中回答日、日経平均株価は寄付き上昇から失速 (3/13)
本日の動き 前日の米国市場の流れを受けて、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄の上昇が相場をけん引し、日経平均株価は前日比262円高の39,059円と反発して取引を開始し、間もなく前日比350円高に上げ幅を広げました。しかしその後は、為替市場の値動きに合わせて半導体関連株や輸出関連株が上げ幅を縮小し、日経平均株価も間もなく前日比下落に転じました。加えて、本日は、春闘(春季労使交渉)の大手企業の集中回答日となっており、トヨタ自動車や日立製作所などの満額回答の発表が取引時間中に相次ぎました。こうした大手企業の賃上げの動きが、中小企業にも波及すれば、日銀がマイナス金利の解除を含む金融政策の正常化に進みやすくなるとの見方が強まり、金融株は底堅かったものの、相場の重石となりました。後場は、為替市場が寄付き近辺の水準に値を戻したことなどが支えとなり、下げ幅を縮め前日比101円安の38,695円と、前日比小幅安で取引を終えました。 日米金融政策の行方が気がかりとなる中で様子見姿勢が強まり、東証プライム市場の売買代金は2営業日連続で5兆円を下回りました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩崎 裕美) (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点