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03/13 09:30
【チャート分析】三菱UFJ、昨年9月高値奪回後に大幅高(3/13)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年2月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年2月に新規登録された銘柄第3位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 13・26週線は角度のついた上向きに 当社は、国内最大の金融グループで、国際展開に強みがあります。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、昨年9月から12月にかけて上値の重い展開となりましたが、26週移動平均線を下支えに反発に転じ、今年1月に昨年9月高値奪回後は上昇の動きに弾みがつきました。 13週・26週移動平均線が角度のついた上向きとなっており、この先昨年3月~9月の上昇幅を同年12月安値に当てはめたN計算値(1,703円)等を目指す展開が考えられます。 13週線からの乖離が進む (図2)ただ今年に入ってからの急ピッチな上昇を受け、13週線からの乖離が進んでいます(3月1日:+17.8%)。この先上昇一服となり本格調整に転じた場合は、上向きの13週線(同:1,333円)や、昨年12月安値形成時に下支えとなった26週線(同:1,297円)が下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年3月1日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/13 08:44
【野村の朝解説】S&P500指数最高値更新 AI関連がけん引(3/13)
海外市場の振り返り 米国株主要3指数が上昇し、S&P500指数は3営業日ぶりに史上最高値を更新しました。2月の米消費者物価(コア)は前年同月比+3.8%と、市場予想(同+3.7%)を若干上回りました。中古車価格が予想外に上昇するなど、インフレ率の鈍化が続いていますが、そのペースは緩やかで、思ったほどインフレ率の減速は進んでいないようです。他方、前日引け後に発表されたオラクルの決算が好調で、生成AIへの期待が再び高まり、前日比+11.74%と急上昇したほか、エヌビディアの株価も同+7.15%と大きく上昇するなど、テクノロジー企業が株価上昇のけん引役となりました。 相場の注目点 米国株市場がテクノロジー株を中心に上昇しており、日本市場も半導体関連業種を中心に反応がみられるかが注目されます。円高も一服していることから、本日は輸出関連企業の株価下押し圧力は、為替の面からは和らいでいます。CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の日経平均先物は38,880円です。こちらは6月限月の先物になりますので、3-5月の配当落ち分を考慮して足し戻すと、実質的には39,147円となります。本日、日経平均株価が39,000円台を回復できるかも注目です。 本日のイベント 本日は春闘の集中回答日となります。既に多くの主要企業が大幅な賃上げを発表しており、賃金と物価の好循環より日本銀行が大規模金融緩和の修正に動けるとの見方が広がるかどうかが注目されます。日本の国債利回りがこうした報道で上昇するかもポイントで、12日までに10年国債利回りは5営業日連続で上昇しています。 (投資情報部 小髙 貴久) (注)データは日本時間2024年3月13日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(3/12) 【チャート分析】NTT、26週線が下支えとなるか注目(3/12) ご投資にあたっての注意点