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昨日 16:22

【野村の夕解説】日経平均48,000円台を回復 政局不透明感後退を好感(10/16)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 16日の日経平均株価は、国内の政局を巡る不透明感が後退したとの見方やハイテク関連株の上昇が寄与し、3営業日ぶりに48,000円台を回復しました。15日に自民党の高市総裁と日本維新の会の吉村代表が会談し、首相指名選挙での協力や連立政権の構築に向けて、16日に政策協議を始めることで一致しました。これを受けて日経平均株価は続伸して始まり、中でも高市氏が首相になる可能性が高まったと意識されたことで、防衛や原発関連、核融合関連など同氏の掲げる政策関連セクターが上昇をけん引しました。また、AI投資への拡大期待も継続し、半導体関連株やハイテク関連株の上昇も追い風となりました。14:33に半導体世界大手のTSMCの2025年7-9月期決算が発表され、AI向け先端半導体の好調ぶりが確認されたことも下支えとなり、日経平均株価は前日比605円高の48,277円で取引を終了しました。個別銘柄では、ソフトバンクグループが前日比+8.58%、東京エレクトロンが同+4.05%と上昇し、2銘柄で日経平均株価を500円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 16日、米国ではウォラーFRB理事、バーFRB理事などが講演する予定です。10月28-29日に行われるFOMCを前に、FRB高官は18日から沈黙期間に入るため、発言内容に注目が集まります。 (野村證券投資情報部 松田 知紗) ご投資にあたっての注意点

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