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【野村の夕解説】日経平均株価510円安 AI関連株の下落が重石(12/18)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は、AI関連株の下落が目立ち、一時49,000円を割り込みました。寄り付きは前日の米国株式市場のAI関連株の下落の影響が波及し、AI関連株を中心に下落しました。一方、前日の臨時国会閉幕後に高市首相から積極財政を示唆する発言があったことなどから、その他の業種には堅調さがみられました。引けにかけては、明日19日に日銀金融政策決定会合の結果発表と植田総裁の会見を控え、様子見姿勢が広がり49,000円付近で方向感に欠ける動きとなりました。日経平均株価は前日比510円安の49,001円で取引を終えました。個別では、AI関連株として嫌気されたアドバンテストとソフトバンクグループがそれぞれ前日比-3.31%と-3.76%となり、2銘柄で日経平均株価を298円ほど押し下げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日米国で、12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、11月消費者物価指数、週間新規失業保険申請件数が発表予定です。また日本では、明日の日中に日銀金融政策決定会合の結果が発表される予定です。2025年1月以来、政策金利を0.75%へと0.25%ポイント引き上げるとの見方が大勢です。引け後には植田総裁の会見が控えており、2026年の利上げ継続への示唆が注目されます。 (野村證券投資情報部 笠原 光) ご投資にあたっての注意点

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