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08:29

【野村の朝解説】米景気指標の減速が重しとなり、NYダウ反落(6/26)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 25日の米国株式市場でNYダウは6営業日ぶりに反落しました。米国時間午前10時に発表された6月消費者信頼感指数は100.4と市場予想を上回りましたが、前月より悪化しました。同時刻に発表の6月リッチモンド連銀製造業指数は-10と市場予想を下回りました。米景気指標が経済の減速感を示したことが株式市場の重しとなり、NYダウの下げ幅は400ドルを超える場面がありました。一方、ナスダック総合指数は4営業日ぶりに反発しました。 相場の注目点 前日の米国株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数が前日比+1.78%と上昇したことから、東京市場でも半導体関連銘柄の動向が注目されます。 米国では、6月27日(木)に行われるバイデン候補とトランプ候補のテレビ討論会が注目されます。支持率は、トランプ候補が優勢との見方もありますが、11月の大統領選を前に両者の支持率は拮抗しています。例年、9月以降に開かれていた無党派の大統領選討論会委員会が主催する3回の討論会に、両候補者は欠席する方針であることから、両候補の具体的な政策方針が焦点になりそうです。また、トランプ候補の副大統領候補の人選も注目されます。トランプ候補は、7月15日の共和党全国大会が近づいたら発表するとの方針を示しています。  本日のイベント 日本では、6月期決算銘柄の配当・優待権利付き最終売買日となります。米国では、5月新築住宅販売件数が発表されます。 (投資情報部 寺田 絢子) (注)データは日本時間2024年6月26日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点

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