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昨日 16:17

【野村の夕解説】日経平均33円高、ソフトバンクグループ大幅安で上値重く(11/25)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 25日の日経平均株価は、ソフトバンクグループの大幅下落により、上値の重い展開となりました。21日から24日にかけての米国株市場は、12月FOMCでの追加利下げ期待の高まりからテクノロジー株を中心に上昇しました。これを受けて、25日の日経平均株価は寄り付きから上昇しました。しかし、ソフトバンクグループが、同社の出資先である米OpenAIとアルファベット傘下グーグルによるAI開発競争激化の見方から大幅安となり、日経平均株価は上げ幅を縮小しました。また、前場引け前に、米メタ・プラットフォームズが、自社データセンターにグーグルが開発するAI半導体を採用することを協議していると報じられ、エヌビディア製AI半導体への需要低下懸念から、ともにAIインフラ投資計画「スターゲート計画」に参画するソフトバンクグループが、下げ幅を拡大しました。加えて、寄り付きから上昇していたアドバンテストが上げ幅を縮めたことで、日経平均株価は下落に転じました。その後は引けにかけて前営業日終値付近で推移し、終値は前営業日比33円高の48,659円となりました。ソフトバンクグループは前日比-9.94%で、日経平均株価を340円押し下げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 25日、米国で11月コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表されます。米国景気の動向や今後の金融政策の見通しを占う上で、注目が集まります。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点

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