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昨日 16:39

【野村の夕解説】日経平均株価は続伸するも、方向感のない値動き(7/4)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 4日の日経平均株価は、前日の米国株上昇の流れを引き継ぎ、朝方40,000円台を回復するもその勢いは続かず、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなりました。3日に米国で発表された6月雇用統計で、米国経済の堅調さが示されたことに加え、寄り前に発表された5月家計調査において、実質消費支出が堅調であったことも追い風となり、日経平均株価は上昇して取引を開始しました。その後すぐ下落に転じる場面もありましたが、半導体関連株やゲーム関連株が下支えとなり、再び日経平均株価は上昇しました。しかし、週末に米国からトランプ関税に関する書簡が送付される可能性がある中、日米通商交渉に進展がみられないことから先行きの不透明感が漂い、日経平均株価は次第に上げ幅を縮小させました。その後は、外国為替市場で米ドルに対して円高が進行したことにつれて、輸送用機器などの輸出セクターが軟調に推移し、日経平均株価は下落に転じる場面があった一方で、内需セクターや値がさの半導体関連株が下支えし再び上昇に転じるなど、後場は方向感のない値動きとなりました。日経平均株価の大引けは、前日比24円高の39,810円となったものの、売買代金は3兆8803億円と9日ぶりの低水準となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 4日は独立記念日のため、米国株式市場は休場です。 (野村證券投資情報部 松田 知紗) ご投資にあたっての注意点

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