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54分前

【野村の朝解説】様子見姿勢が強い中、S&P500が最高値(8/29)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 28日の米国株式市場では、景気の堅調推移を示唆する経済指標を好感して主要3指数が揃って上昇、S&P500、NYダウは過去最高値を更新しました。2025年4-6月期の実質GDP(改定値)は前期比年率+3.3%と、速報の同+3.0%から上方修正されました。新規失業保険申請件数もやや減少し、人手不足を背景に企業は従業員の解雇に慎重になっているとの見方が高まりました。米国債市場では短期国債利回りが上昇した一方で、為替市場では米ドルが主要通貨に対して小幅安となっています。 相場の注目点 米国では9月16-17日にFOMCを控えて、月初の重要統計が注目されます。最も注目度が高いのは5日発表の8月雇用統計です。7月の雇用統計が雇用増加ペースの大幅鈍化を示唆する結果であったことを契機に、市場では早期利下げ観測が急速に高まり、株高材料視されました。FRBを巡ってはパウエル議長の後任人事を巡るトランプ政権の関与も併せて注目されます。仮にパウエル議長が理事を辞任した場合、トランプ大統領の意を汲んだ政策判断を行う可能性がある理事は、トランプ大統領が解任の意向を示したクック理事を含めて、12名の理事のうち最大5名となる可能性があります。市場ではFRBの独立性が脅かされれば、米国への信認低下から株安・債券安・米ドル安のトリプル安を招くとの警戒感もあります。 本日のイベント 米国で7月のコアPCE(食品・エネルギーを除く個人消費支出)デフレーターが発表されます。市場では前年比+2.9%と予想されています。予想を上回る結果となれば市場の利下げ観測が低下する可能性があります。 (野村證券 投資情報部 尾畑 秀一) (注)データは日本時間2025年8月29日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点

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