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34分前

【野村の朝解説】NYダウとS&P500は4日ぶりに下落(1/8)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 7日の米国株式市場では、主要3指数がまちまちの動きとなりました。この日に発表された12月米ISMサービス業景気指数は前月から上昇し、2024年10月以来の高水準となった一方、11月ADP全米雇用レポートの民間部門雇用者増加数と11月米雇用動態調査(JOLTS)の求人件数は市場予想を下回りました。雇用情勢の弱さが示されたことなどを受けて米10年国債利回りが低下したことが支援材料となり、ハイテク株の比重の大きいナスダック総合は3日続伸しました。一方、資本財や金融セクターなどが軟調で、前日に史上最高値を更新したNYダウとS&P500は4日ぶりに下落しました。 相場の注目点 来週からいよいよ米主要企業の2025年10-12月期決算発表シーズンがスタートします。LSEGによると、S&P500採用企業の2025年10-12月期の予想EPS(1株当たり利益)は前年同期比+8.6%(1月2日時点)と、伸び率は前四半期から低下するものの、企業業績の拡大トレンドは維持される見通しです。緩和的な金融環境の継続が見込まれるなか、特に2026年の景気や業績の会社見通しが堅調さを確認できれば、好スタートを切った2026年の日米株を後押しすることとなるでしょう。 国内では本日、11月毎月勤労統計が発表されるほか、日銀が全国支店長会議を開き、1月の地域経済報告(さくらレポート)を公表します。日銀の植田総裁は1月5日に、2026年も「賃金と物価がともに緩やかに上昇していくメカニズムが維持される可能性が高い」と述べました。追加利上げのタイミングを判断する上で、足元の賃金動向に加え、今春の賃上げに向けた各地域の企業に関するコメントが注目されます。企業面では、セブン&アイ・HDとイオンが2025年3-11月期決算、ファーストリテイリングが2025年9-11月期決算を発表する予定です。 (野村證券 投資情報部 岡本 佳佑) 注)データは日本時間2026年1月8日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点