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02/07 09:15
【米国株決算速報】アマゾン・ドットコム(AMZN):AI用半導体の供給制約が重石、株価は-4.43%(時間外取引)
2024年10-12月期(2024.12期第4四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間2月6日引け後に、イーコマースやメディアサービス、AI・クラウド事業のAWSなどを運営するアマゾン・ドットコム(AMZN US)が2024年10-12月期(2024.12期第4四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を0.3%上回り、EPSは市場予想を24.5%上回りました。 会社の2025年1-3月期売上高見通しは市場予想を下回りました。 AI用半導体の供給制約の緩和は年央以降、年末商戦は好調 AWSの売上高実績は市場予想をやや下回りました。会社は、エヌビディア(NVDA US)の新型AI用半導体「ブラックウェル」の量産遅延を念頭に、「AI用半導体の供給制約がなければAWSはより速く成長できた。供給制約は2025年7-12月期に緩和し始めるとみている」とコメントしました。また、Bedrock(他社AIモデルを利用可能にするサービス)に中国の低コスト生成AIモデルDeepSeek-R1を追加するなど、新技術に対応していることを強調しました。 北米の小売は、年末商戦が堅調で、広告事業も成長に貢献しました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で下落 アマゾン・ドットコムの株価は、前日比1.13%高で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比4.43%安の228.24ドルで推移しています(NY時間17:53)。市場予想を下回る、2025年1-3月期売上高見通しや、AWSの売上高実績に反応していると考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2025年2月6日時点。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年10-12月期(2024/12)。2025年1-3月期の売上高の白丸は会社見通し中間値。灰色はLSEG集計による市場予想平均。2025年1-3月期以降の予想は2025年2月5日時点。(出所)会社発表、LSEGより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・竹綱 宏行) ご投資にあたっての注意点
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02/07 08:22
【野村の朝解説】注目高まる米雇用統計、日米首脳会談(2/7)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 前日の米国株式市場では、決算を発表したハネウェル・インターナショナルなど一部の銘柄の下落が重石となる一方で、長期金利が引き続き4.4%台と低水準を維持した事が追い風となり、方向感を欠く展開となりました。1月の雇用統計の発表を控え、米国株主要3指数は騰落まちまちとなりました。一方、米ドル円レートは、日銀による早期の追加利上げ観測の強まりや、本日予定される日米首脳会談への思惑から、1ドル=151円台まで円高が進行しています。 相場の注目点 引き続き、トランプ大統領の発言やSNSへの投稿が注目されており、関税政策の拡がりが懸念されています。米国長期金利低下と円高ドル安の流れが続く中、日米の政策の行方が注目されます。一方で、日米ともに決算発表シーズン終盤を迎え、企業の業績動向も引き続き注目されます。 本日のイベント 本日米国では、1月雇用統計や2月消費者マインド速報値(ミシガン大学)が発表されます。1月の雇用統計は非農業部門雇用者数で前月差+17.5万人と市場では予想されていますが、労働省による人口推計の年次改定が反映されることやカリフォルニア州で発生した山火事の影響など通常以上にノイズ(統計の歪み)を多く含む可能性があります。他にも、石破総理大臣とトランプ大統領の首脳会談が予定されています。 (野村證券 投資情報部 神谷 和男) (注)データは日本時間2025年2月7日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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02/06 16:53
【野村の夕解説】米株高を引き継ぎ、日経平均株価3日続伸235円高(2/6)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は前日比146円高の38,977円で取引を開始しました。前日の米国株式主要3指数は、長期金利の低下に押し上げられ揃って続伸となりました。また、米国市場での半導体株の上昇を受け、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連株が上昇し、日経平均株価は一時前日比358円高の39,190円まで上昇しました。その後、田村日銀審議員から追加利上げについて前向きな発言が伝わると、日銀の早期追加利上げが意識され1米ドル=151円台まで円高が急速に進行しました。円高が重石となり日経平均株価は勢いを失い、39,000円前後で一進一退を続けました。引けにかけては、アジア株の上昇が支えとなり、日経平均株価はやや上げ幅を広げ、前日比235円高の39,066円と3日続伸して取引を終えました。東証33業種別では27業種が上昇しましたが、円高による採算悪化が嫌気され、輸送用機器は前日比-1.44%と値下がり率のトップとなりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日米国ではアマゾン・ドットコム、ハネウェル・インターナショナル、イーライリリーの決算発表が予定されています。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) ご投資にあたっての注意点
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02/06 10:30
【#光ファイバーケーブル】AI抽出15銘柄/住友電工、フジクラ、古河電工など
デジタル社会を支える光ファイバーケーブル 光ファイバーケーブルの主なメリットは、長距離でも安定した高速通信が可能な点です。高速大容量通信インフラへの投資拡大やデータセンターの増設に伴い、今後さらに需要の増加が見込まれます。AI「xenoBrain」は、「日本光ファイバーケーブル需要増加」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。 ※ xenoBrain 業績シナリオの読み方 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)母集団はTOPIX500採用銘柄。xenoBrainのデータは2025年1月30日時点。(注4)画像はイメージ。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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02/06 09:25
【米国株決算速報】アーム・ホールディングス (ARM):受注がやや軟調、株価は-7.62%(時間外取引)
決算概要:2024年10-12月期(2025.3期第3四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間2月5日引け後に、半導体知財(IP)のリーダー企業で、高性能CPUを設計・開発し外部にライセンス供与する英アーム・ホールディングス(ARM US)が2024年10-12月期(2025.3期第3四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を3.8%上回り、EPSは市場予想を14.7%上回りました。 会社の2025年1-3月期見通しは、市場予想を売上高は上回った一方で、EPSはやや下回りました。 先端製品の好調継続、ライセンス受注額の成長率がやや軟調 会社は、エヌビディア(NVDA US)の製品などに採用されているCPUアーキテクチャー「Armv9」や、AI向け次世代プラットフォーム「CSS」への需要が引き続き旺盛だったとコメントしました。 一方で、ライセンス事業の受注額にあたる年間契約額(ACV)は前年同期比+9%と、前四半期の同+13%や前年同期の同+15%から成長率が鈍化しました(会社は複数の大規模契約が進行中と説明)。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で下落 アーム・ホールディングスの株価は、前日比6.82%高で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比7.62%安の160.06ドルで推移しています(NY時間17:27)。 業績に対する期待値が高く株価が年初から5日終値までに40%上昇していたことに加え、受注の成長率がやや鈍化し、2025年1-3月期EPS見通しが市場予想を大きく上回らなかったことなどに反応していると考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2025年2月5日時点。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年10-12月期(2024/12)。2025年1-3月期の白丸は会社見通し中間値。灰色はLSEG集計による市場予想平均。2025年1-3月期以降の予想は2025年2月4日時点。(出所)会社発表、LSEGより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・ 竹綱 宏行) ※こちらの銘柄は、今期から決算速報を開始しました。 ご投資にあたっての注意点
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02/06 08:20
【野村の朝解説】米国株続伸、金利低下が下支え(2/6)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 5日の米国株式市場で主要3指数は揃って続伸しました。米財務省が公表した2025年2-4月の国債発行計画で、中長期債の発行規模を「少なくとも向こう数四半期」据え置くとのガイダンスが維持されたことで、国債増発への懸念が後退しました。また、1月ISMサービス業景気指数が52.8と市場予想を下回り、前月から悪化したことなどから、米10年国債利回りが一時、4.40%と2024年12月中旬以来の水準へと低下し、株価を下支しました。個別では、前日引け後に市場予想を上回る決算を発表したアムジェンが前日比+6.5%上昇し、NYダウを押し上げました。 相場の注目点 昨日(2/5)の日経平均株価は、場中にマイナスに転じる場面がみられるなど、上値の重い展開でした。日本の10年国債利回りが上昇し、円高が進行したことなどが要因と考えられます。昨日寄り前に発表された12月毎月勤労統計では、物価上昇の影響を除いた実質賃金が前年同月比+0.6%と、市場予想(同+0.5%)を上回りました。米を中心とした食料価格の上昇に伴い消費者物価指数の上昇ペースが高まっていたにもかかわらず、さらに前月(同+0.5%)から伸びが加速し、2ヶ月連続のプラスとなりました。この結果を受け、日銀の早期追加利上げが意識され、日本の10年国債利回りが上昇しました。本日は、長野県金融経済懇談会における田村日銀審議員の挨拶が予定されています。その発言内容が注目されます。 本日のイベント 日米の企業決算発表が続きます。日本では、170を超える企業の決算発表が予定されています。また英国では、金融政策決定会合が開催されます。市場では0.25%ポイントの追加利下げの決定が予想されています。 (野村證券 投資情報部 澤田 麻希) (注)データは日本時間2025年2月6日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点
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02/05 16:45
【野村の夕解説】円高進行が重石となるも、日経平均は続伸 33円高(2/5)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国市場で発表された12月のJOLTS(雇用動態調査)が市場予想を大幅に下回る結果となりました。米国金利が低下し、米国時間に為替は155.3円前後から154.3円前後まで、円高米ドル安が進行しました。また、本日8:30に発表された12月の毎月勤労統計で、実質賃金が前年同月比+0.6%と、2ヶ月連続の上昇となりました。日銀の追加的な金融引き締めへの距離が近付いたとの見方から国内金利が上昇し、東京為替市場で一時153.1円台まで、円高が進みました。本日の日経平均株価は、前日の米国株高を受けて、前日比180円高の38,979円で寄り付いたものの、円高進行に連れて上げ幅を縮小し、11時頃には下落に転じました。13:25に好決算を発表したトヨタ自動車や、14:40頃に日産自動車との経営統合に向けた基本合意書撤回が報じられた本田技研工業などの自動車の上昇が目立ち、日経平均株価の終値は前日比33円高の38,831円となりました。個別銘柄では、トヨタ自動車は前日比+3.13%、本田技研工業は同+8.15%、前日発表の経営改革が好感されたパナソニックHDが同+13.66%となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、米国で1月のADP全米雇用レポートが発表されます。米国の労働市場の動向を見極める重要な経済統計として注目が集まります。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点
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02/05 10:30
【#インフルエンザ流行】AI抽出15銘柄/クスリのアオキ、小林製薬、ウエルシアHDなど
季節性インフルエンザ、現行統計で過去最多に インフルエンザの患者数は2024年12月下旬に急激に増加し、全国の医療機関から報告された一医療機関あたりの患者数が64.39人(24年12月23日-29日)となり、1999年以降で最も多くなりました。AI「xenoBrain」は、「日本インフルエンザ流行」が他のシナリオにも波及する可能性を考慮し、影響が及ぶ可能性のある15銘柄を選出しました。 ※ xenoBrain 業績シナリオの読み方 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)母集団はTOPIX500採用銘柄。xenoBrainのデータは2025年1月22日時点。(注4)画像はイメージ。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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02/05 08:58
【米国株決算速報】アルファベット(GOOGL):クラウドの実績軟調も設備投資強化へ、株価は-7.94%(時間外取引)
決算概要:2024年10-12月期(2024.12期第4四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間2月4日引け後に、「グーグル」や「ユーチューブ」といったインターネット広告事業やAI・クラウド事業などを行うアルファベット(GOOGL US)が2024年10-12月期(2024.12期第4四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を0.1%下回り、EPSは市場予想を1.0%上回りました。 クラウド部門の実績軟調も、設備投資強化へ クラウド部門の売上高実績は、市場予想を下回りました。AIによるクラウド部門収益への貢献が市場予想よりも遅れたためと考えられます。一方で、会社はAIへの顧客からの需要は強いとコメントしました。 検索広告事業ではAIによる要約機能や画像の一部についての検索などの新機能がユーザーの満足度向上につながり、また、動画配信のYouTube 事業も引き続き堅調だったと会社はコメントしました。 会社が示した2025年12月期通期の設備投資額の見通しは、市場予想を大きく上回りました。会社は、AIによる「今後の機会に自信を持っており、その進展を加速させるため」と説明しました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で下落 アルファベットの株価(A株)は、前日比2.56%高で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比7.94%安の190.00ドルで推移しています(NY時間17:17)。クラウド部門のAI関連の収益化が遅れる状況下で巨額の設備投資を実施することによる短期的な収益への不確実性を、一部の市場参加者が懸念したためと考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2025年2月4日時点。株価はA株。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年10-12月期(2024/12)。灰色はLSEG集計による市場予想平均。2025年1-3月期以降の予想は2025年2月3日時点。(出所)会社発表、LSEGより野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・ 竹綱 宏行) ご投資にあたっての注意点