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昨日 16:28

【野村の夕解説】日経平均株価は反発 好決算企業が好感される(11/12)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 12日の日経平均株価は、前日の決算内容が好感された銘柄群が上昇し、円安の追い風もあり反発となりました。11日の米国株高を受け本日の日経平均株価は上昇して寄り付いたものの、直後には値がさのAI関連株が下落し一時的に相場を押し下げました。その後、前日の終値まで戻して一進一退の動きが続きました。11日に決算を発表した銘柄では、ソフトバンクグループが一時前日比10%超下落し、相場の重石となった一方、ソニーグループやネクソン、住友不動産、三井金属などの決算内容が好感され、株価が上昇し相場を押し上げました。後場には、外国為替市場で一時1米ドル=154円70銭台の水準まで米ドル高円安が進行したことが追い風となり、日経平均株価は一時前日比229円高まで上げ幅を拡大させました。日経平均株価の終値は前日比220円高の51,063円で取引を終えました。また、TOPIXの終値は前日比37.75ポイント高の3,359.33ポイントとなり、最高値を更新しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国議会ではつなぎ予算が上院で可決され、審議は下院へと移り、政府閉鎖の解除が近付いているようです。他方日本では決算シーズンが終盤に入っていますが、引き続き企業業績に焦点が集まりそうです。13日は、SMC、三越伊勢丹ホールディングス、レゾナック・ホールディングスなどの企業の決算発表が予定されています。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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