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16:09

【野村の夕解説】日経平均、米インフレ高止まり懸念を受け3営業日ぶり反落(5/1)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 前日の米国市場ではインフレの高止まりと利下げ先送りに対する懸念が広がり、米主要株価指数はそろって下落となりました。その流れを引き継ぎ、本日の日経平均株価は、前日比298円安の38,107円と反落して取引を開始しました。米長期金利の高止まりが嫌気され、ファーストリテイリングやソフトバンクグループといった主力値がさ株に加え、信越化学工業や東京エレクトロンなどの半導体関連銘柄の一角の下落が目立ちました。一方、為替市場でドル円相場が、1米ドル=157円台後半と前日に比べ円安水準で推移したことや、良好な企業決算の内容が投資家心理を支え、一時、前日比上昇に転じる場面も見られました。しかし、米国時間1日にFOMCの結果公表を控えていることから、積極的に上値を追う動きとはならず、日経平均株価は前日比131円安の38,274円で取引を終えました。 個別では、前日引け後に決算を発表したレーザーテックが前日比+14.88%と大きく上昇したほか、本日の昼休み中に2024年1-3月期の決算発表と同時に、積極的な株主還元策を発表した三井物産が一時、上場来高値を付けるなど、決算発表を手掛かりとした売買が目立ちました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩崎 裕美) ご投資にあたっての注意点

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