テーマ銘柄
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2022/07/29 12:00
【#抗原検査キット】AI『xenoBrain』が導き出した11銘柄
政府が抗原検査キットの無料配布を検討 新型コロナウイルス感染拡大による医療提供体制のひっ迫を防ぐため、国が抗原検査キットを買い上げ、薬局などで無料で配布できるよう日本政府が調整していると伝えられています。仮に、抗原検査キットの需要が拡大した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「日本在宅簡易抗原検査促進」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある11社を抽出しました。 ニューストピック:日本在宅簡易抗原検査促進 『xenoBrain』は抗原検査キットやその材料を取り扱うメーカーをリストアップしました。 ※xenoBrain 業績シナリオの読み方 ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)xenoBrainのデータは2022年7月29日時点。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 バックナンバーのご紹介 【#ダイナミックプライシング】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#ミャンマー政情不安】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#ロシア天然ガス】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#サル痘拡大】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#欧州利上げ】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/28 16:50
【図解!決算速報】キーエンス、オリエンタルランド、武田薬品工業
本日引け後から16:30までに決算を発表した企業の内、時価総額1兆円以上の上位3銘柄について、AI「xenoBrain」が速報します。 キーエンス(6861) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上高は、1,920億円で前年同期比13.0%増収となりました。営業利益は、1,028億円で前年同期比10.1%増益となりました。 通期業績予想の発表はありませんでした。 オリエンタルランド(4661) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上高は、982億円で前年同期比97.0%増収となりました。営業利益は、171億円で黒字転換となりました。テーマパーク事業が前年同期から増益となったことが寄与しました。 通期業績予想は据え置かれました。 武田薬品工業(4502) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上収益は、9,725億円で前年同期比2.4%増収となりました。事業が好調に推移したことと円安の為替相場による増収影響が、前年同期に売上収益に計上した糖尿病治療剤ポートフォリオの譲渡価額1,330億円の減収影響を上回りました。営業利益は、1,505億円で前年同期比39.4%減益となりました。前述の一過性収入の影響が反映されています。 通期業績予想は据え置かれました。 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 (注1)本記事は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出した。(注2)本日引け後から16:30までに決算を発表した企業の内時価総額1兆円以上の上位3銘柄を掲載している。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/28 12:00
【#ダイナミックプライシング】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄
ダイナミックプライシングの導入業界が拡大 7月26日に鉄道運賃制度見直しの小委員会が開催され、ダイナミックプライシング(DP)の導入に向けた制度設計をしていくことなどの案が示されたと伝えられています。価格を需給に応じて変動させるDPは、航空会社やホテルなどでは一般的でしたが、近年は食品業界でも実証実験が行われるなど、導入業界が拡大しています。仮に、DPの導入が加速した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「日本ダイナミックプライシング需要増加」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある15社を抽出しました。 ニューストピック:日本ダイナミックプライシング需要増加 『xenoBrain』はDPの要となるビッグデータ解析に関連する企業に加えて、食品の鮮度情報などを可視化できる電子タグ(RFID)関連製品を取り扱う企業などをリストアップしました。 ※xenoBrain 業績シナリオの読み方 ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)時価総額1,000億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2022年7月28日時点。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 バックナンバーのご紹介 【#ミャンマー政情不安】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#ロシア天然ガス】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#サル痘拡大】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#欧州利上げ】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#コロナワクチン】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/27 16:37
【図解!決算速報】信越化学工業、ファナック、エムスリー
本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、時価総額1兆円以上の上位3銘柄について、AI「xenoBrain」が速報します。 信越化学工業(4063) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上高は、6,567億円で前年同期比51.2%増収となりました。営業利益は、2,496億円で前年同期比93.8%増益となりました。 会社は23年3月期業績予想を発表し、売上高を2兆5,500億円、営業利益を8,250億円としました。また、23年3月期年間配当予想を450.0円と発表しています。 その他、上限1,000億円で発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合が2.2%の自社株買いが発表されています。 ファナック (6954) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上高は、2,116億円で前年同期比14.2%増収となりました。営業利益は、498億円で前年同期比4.4%減益となりました。 会社は23年3月期業績予想を修正しました。売上高を上方修正し8,257億円(従来予想は8,255億円)、同時に営業利益を上方修正し1,984億円(従来予想は1,973億円)としました。 エムスリー(2413) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上収益は、570億円で前年同期比22.8%増収となりました。サイトソリューション事業や、エビデンスソリューション事業、海外事業の売上増加などが寄与しました。営業利益は、187億円で前年同期比24.2%減益となりました。中国にて事業を運営する子会社を傘下に持つMedlive(現持分法適用関連会社)について、当企業の支配を喪失したことに伴う利益を前年同期に計上したことにより海外事業が減益となったことなどが影響しました。 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 (注1)本記事は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出した。(注2)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内時価総額1兆円以上の上位3銘柄を掲載している。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/27 12:00
【#ミャンマー政情不安】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄
ミャンマー国軍が民主化活動家の死刑執行 ミャンマー国営紙は、軍事法廷で死刑判決を受けていた民主化活動家ら4人の死刑が執行されたと発表しました。仮に、ミャンマーの政情不安が深刻化した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「ミャンマー国軍クーデター発生」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある15社を抽出しました。 ニューストピック:ミャンマー国軍クーデター発生 『xenoBrain』はミャンマーで事業展開している企業に加えて、国軍系企業との提携解消を発表したキリンホールディングスなどをリストアップしました。 ※xenoBrain 業績シナリオの読み方 ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)時価総額1,000億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2022年7月27日時点。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 バックナンバーのご紹介 【#ロシア天然ガス】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#サル痘拡大】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#欧州利上げ】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#コロナワクチン】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#大阪・関西万博】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/26 16:41
【図解!決算速報】キヤノン、シマノ、オムロン
本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、時価総額1兆円以上の上位3銘柄について、AI「xenoBrain」が速報します。 キヤノン(7751) / 2022年12月期 第2四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年1-6月期の売上高は、1兆8,781億円で前年同期比8.9%増収となりました。製品価格改定や円安による好転影響が寄与しました。営業利益は、1,746億円で前年同期比18.1%増益となりました。 会社は22年12月期業績予想を修正しました。売上高を上方修正し4兆800億円(従来予想は3兆9,800億円)、営業利益を上方修正し3,760億円(従来予想は3,600億円)としました。 シマノ(7309) / 2022年12月期 第2四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年1-6月期の売上高は、3,037億円で前年同期比14.7%増収となりました。営業利益は、809億円で前年同期比15.7%増益となりました。自転車部品事業が前年同期から増益となったことなどが寄与しました。 会社は22年12月期業績予想を修正しました。売上高と営業利益を据え置く一方で、経常利益を上方修正し1,745億円(従来予想は1,631億円)、最終利益を上方修正し1,284億円(従来予想は1,175億円)としました。 オムロン(6645) / 2023年3月期 第1四半期 ①決算実績分析 ②予想値分析 ③決算コメント 22年4-6月期の売上高は、1,844億円で前年同期比2.0%減収となりました。制御機器事業で上海ロックダウンによる主力工場の一時的な稼働停止の影響を受けたことなどが重石となりました。営業利益は、119億円で前年同期比53.8%減益となりました。減収に加えて、原材料価格や物流費の高騰などが影響しました。 通期業績予想は据え置かれました。 ※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 (注1)本記事は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出した。(注2)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内時価総額1兆円以上の上位3銘柄を掲載している。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/26 12:00
【#ロシア天然ガス】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄
露ガスプロムが欧州向け供給を削減 ロシアの国営天然ガス会社「ガスプロム」は欧州向けガスパイプライン「ノルドストリーム」について、7月27日より供給量を40%から20%に引き下げると発表しました。仮に、ロシアからの天然ガス供給が減少した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「ロシア天然ガス供給減少」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある15社を抽出しました。 ニューストピック:ロシア天然ガス供給減少 『xenoBrain』は天然ガス価格の上昇に伴う代替燃料としての石油需要の上振れなどを見込み、関連銘柄をリストアップしました。 ※xenoBrain 業績シナリオの読み方 ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。(注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。(注3)時価総額1,000億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2022年7月26日時点。(出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 バックナンバーのご紹介 【#サル痘拡大】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#欧州利上げ】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#コロナワクチン】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#大阪・関西万博】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 【#原発再稼働】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄 ご投資にあたっての注意点
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2022/07/25 15:00
村田製/JAL/スカパーJ(銘柄紹介)
村田製作所(6981) 電気機器 高シェアを追求する世界トップ企業 積層セラミックコンデンサ(MLCC)、表面波フィルタ、EMI(電磁妨害)除去フィルタなど世界トップシェアの受動部品を数多く持つ、電子部品の世界トップ企業である。24年度までに、売上高2兆円、投下資本利益率20%の達成を目指す。高シェアに裏付けされた高い現金創出力を背景に、安定的な配当成長や自社株買いを実施できることは、当社株への投資妙味であろう。 MLCCは、半導体の微細化に伴い、小型化と大容量化が求められることから、絶えず技術進化することが特徴である。セラミックシートの薄層化や積層数の増加といった基礎技術に加え、幅広い温度で一定の特性を発揮する材料開発が求められる。 車載向けの需要増が次の成長原動力 昨今、モータの回転数を制御するインバータ回路向けのMLCC需要が増加している。省エネのため、自動車のハイブリッド化の進展や、EV(電気自動車)の普及に伴い、これまで内燃機関の負圧を用いて制御してきた機構(ブレーキブースターやエアコンなど)が、モータのみで制御されることになり、モータの大型化が進んでいることが背景である。インバータのような高圧回路には、サイズの大きいMLCCが使われることから、今後MLCCの需要を底上げする効果が期待されよう。車載向けでは、自動運転化で小型大容量品の採用が大きく増える流れもある。今後の当社MLCC需要を牽引する用途市場となろう。 (エクイティ・リサーチ部 秋月 学) 日本航空(9201) 空運 旅客は回復傾向 当社は2010年に会社更生法を申請した後、債務免除に加え、不採算路線の撤退、大型機の退役、経営姿勢の変革などに努めて、強靭な財務体質を持つ企業に変貌した。新型コロナウイルスの感染拡大により旅客は過去2年大きく落ち込んだが、世界的にワクチン接種が進み改善傾向にある。 日本政府は22年4月から入国制限を1日5,000人から1万人、6月から2万人に緩和した。国内線も行動制限の解除により回復基調にある。国内では感染者数が再び増えているが重症者数は少なく、行動制限は検討されていない。国際線では人手不足等で海外航空会社が運航便を増やしにくい中、当社のシェアが高まっている。 23.3期に営業利益が黒字化に 22.3期は営業損益が2,348億円の赤字と21.3期の同3,904億円の赤字から改善した。コスト削減は進んだが、行動制限の悪影響を大きく受けた。 野村では23.3期の営業利益を396億円の黒字と予想する。国際線旅客は入国制限の緩和が進むことで23年1~3月期には、19年同月に比べ旅客キロベースで60%水準へ回復を見込む。なお、5月の月次では同30%以上に回復している。 24.3期の営業利益は1,403億円とコロナ前の利益に対し近い水準へ回復すると予想する。過去2年の行動制限の反動で旅行需要は旺盛で国際線でシェアも上昇していることから魅力が強いだろう。 (エクイティ・リサーチ部 廣兼 賢治) スカパーJSATホールディングス(9412) 情報・通信 中期的な利益成長期を迎える 当社は16機の衛星を保有・運用し、日本の大半の民間衛星を運用する。衛星運用を行う宇宙事業は、前2022.3期営業利益の約84%を占める主力事業である。メディア事業では「スカパー」ブランドで衛星放送プラットフォームを提供する。 23.3期の営業利益は前期比13%増益の212億円を予想する。宇宙事業では19年に打ち上げたJCSAT-1C衛星はコロナ影響で売上寄与が無い状況だった。しかしながら、同衛星は23.3期にアジアでの航空機内WiFiサービス、船舶向け新たな高速ブロードバンド通信サービス、インドネシア通信事業者向けバックホールサービス拡大が見込まれ、宇宙事業売上を牽引しよう。 今後5 年間の資金配分計画を発表 会社は22.3期決算発表で今後5年間の資金配分計画を発表し、株主還元には配当や自己株式取得により5年累計で400億円、年平均80億円を充当する方針である。23.3期の配当支払い額は52億円と見込まれ、野村では24.3期以降は年間30億円の自己株式取得を前提としている。 今後5年累計の設備投資は既存衛星の後継機の打ち上げで1,000億円が予定される。宇宙事業では、通信バックホール回線、船舶向けブロードバンド通信、航空機内WiFiサービス、衛星データ解析サービスの増収が見込まれ、減価償却費の増加をカバーして営業増益が続くと予想される。 (エクイティ・リサーチ部 増野 大作) ※野村週報 2022年7月25日号「銘柄研究」より 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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2022/07/25 12:00
【#サル痘拡大】AI『xenoBrain』が導き出した15銘柄
WHOがサル痘で緊急事態宣言 WHO(世界保健機関)は、ウイルス感染症「サル痘」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると宣言しました。仮に、国内で新たな感染症が流行した場合、日本企業にどのような影響を与えるのでしょうか。AI『xenoBrain』が「日本感染症患者数増加」の他シナリオへの波及をもとに、影響が及ぶ可能性がある15社を抽出しました。 ニューストピック:日本感染症患者数増加 『xenoBrain』は感染症検査や感染対策需要の増加を見込み、検査装置メーカーや防護服を手掛ける企業をリストアップしました。 ※xenoBrain 業績シナリオの読み方 ※2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)本分析結果は、株式会社xenodata lab.が開発・運営する経済予測専門のクラウドサービス『xenoBrain』を通じて情報を抽出したものです。『xenoBrain』は業界専門誌や有力な経済紙、公開されている統計データ、有価証券報告書等の開示資料、及び、xenodata lab.のアナリストリサーチをデータソースとして、独自のアルゴリズムを通じて自動で出力された財務データに関する予測結果であり、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。 (注2)『xenoBrain』とは、ニュース、統計データ、信用調査報告書、開示資料等、様々な経済データを独自のAI(自然言語処理、ディープラーニング等)により解析し、企業の業績、業界の動向、株式相場やコモディティ相場など、様々な経済予測を提供する、企業向け分析プラットフォームです。 (注3)時価総額1,000億円以上の銘柄を表示している。xenoBrainのデータは2022年7月25日時点。 (出所)xenoBrainより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点