閉じる
閉じる

昨日 16:40

【野村の夕解説】日経平均株価63円高 売買代金は今年最低の水準(12/25)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 25日の日経平均株価は、海外のクリスマス休暇前とあって市場参加者が少なく、薄商いとなる中、方向感のない1日となりました。24日の米国株式市場では、主要3指数が揃って5営業日続伸し、NYダウとS&P500が史上最高値を更新した流れを引き継いで、日経平均株価も反発して取引を開始しました。しかしその後、ソフトバンクグループやアドバンテスト、フジクラなどこれまで株高をけん引してきたAI・半導体関連株や値がさ株などが軟調に推移したことが重石となり、日経平均株価は徐々に上げ幅を縮小させ、下落に転じる場面もありました。午後、日銀の植田総裁が経団連の審議員会での講演で「適切な利上げは2%の物価安定目標のスムーズな実現と、息の長い成長につながる」との認識を示しました。しかし、内容に目新しさは乏しいと受け止められ、相場への影響は限定的でした。25日はクリスマス休暇で米国をはじめとする主要国・地域の株式市場が休場になることから、日経平均株価は薄商いとなる中、その後も方向感のない値動きとなり、前日比63円高の50,407円で取引を終えました。東証プライム市場の売買代金は2兆9,825億円と、3兆円を割り込み、今年の最低水準となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 25日はクリスマス休暇のため、米国や欧州の市場は休場です。 (野村證券投資情報部 松田 知紗) ご投資にあたっての注意点

新着 矢印

420