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03/14 16:07
【野村の夕解説】日経平均株価は4営業日ぶりに反発(3/14)
本日の動き 本日の日経平均株価は、前日比104円安の38,591円で取引を開始しました。前日の米国株式市場で、半導体関連企業で構成されるSOX指数が前日比-2.47%と下落が目立ったことを受け、国内株式市場でも、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体関連株が下落し、日経平均株価を押し下げました。その後、前日比295円安の38,400円を付ける場面もありましたが、その後はドル円が1ドル=147円台後半と前日に比べ円安ドル高となったことが下支えとなり、下落幅を縮小させました。午後には、米株価指数先物が堅調なことも押し上げ要因となり、前日比上昇へと転じ引けにかけて38,800円付近で推移すると、前日比111円高の38,807円で本日の取引を終了しました。東証33業種別では、電気・ガス業が前日比+4.12%と、騰落率首位となり、その中でも関西電力や東京電力ホールディングスといった電力株の上昇が目立ちました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 14日、米国では、2月小売売上高や2月生産者物価指数(PPI)といった経済統計の発表が予定されています。特に生産者物価指数は、インフレ圧力の強さを示唆する統計であるため、前年同月比の上昇率の鈍化傾向が継続するのか注目されます。 (野村證券投資情報部 金井 一宜) (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/14 09:30
【チャート分析】ホンダ、13週線が26週線を上抜けへ(3/14)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年2月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年2月に新規登録された銘柄第4位の本田技研工業(7267)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 ゴールデン・クロス示現で今後も上値追いに期待 当社は二輪車のシェア世界首位を誇る、日本有数の自動車/二輪車メーカーです。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、昨年9月~12月にかけて調整の動きとなりましたが、その後上向きの52週移動平均線を下支えとして反発、昨年9月高値(1,821円)に迫る水準まで値を戻しました。 角度のついた13週線が上向きの26週線を上抜くゴールデン・クロスが見込まれており、この先も上値追いの展開が期待されます。 押しを入れる場合は1,600円前後の水準に注目 (図2)ただ直近の上昇を受け、13週線からの乖離が進みました (3月1日:+13.1%)。 仮にこの先上昇一服となり再び押しを入れる展開となった場合は、上向きの26週線(同:1,615円)や13週線(同:1,596円)がある1,600円前後の水準が下値メドとして注目されます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年3月1日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/14 08:24
【野村の朝解説】金利上昇受け、米ハイテク関連株が下落(3/14)
海外市場の振り返り 13日の米国市場では、利回り曲線全域にわたって国債利回りが上昇、これを嫌気してハイテク関連株中心に下落し、S&P500は最高値から反落しました。ナスダック総合(前日比-0.5%)、フィラデルフィア半導体指数(同-2.5%)が下落した一方で、NYダウは小幅高で引けたうえ、恐怖指数と言われるVIX指数も前日から小幅低下し、13.75と穏当な水準で引けていることから、米国株式市場のセンチメントが悪化している訳ではなさそうです。 相場の注目点 来週は日本銀行の金融政策決定会合(18~19日)に続き、米国ではFOMC(米連邦公開市場委員会:19~20日)が開催されます。日銀の金融政策に関しては連日、各種メディアが日銀内で3月会合での政策修正議論が高まっていると報じており、エコノミストに対するブルームバーグの最新調査でも、3月会合での政策修正見通しが4月会合での修正見通しに拮抗し始めたことが示されました。明日(15日)は連合から春闘の第一回集計が発表されますが、昨年の3.8%を上回ることがほぼ確実視されるなど、3月会合に向けた政策修正期待が一段と高まることが予想されます。換言すれば日銀の政策修正は相当程度織り込まれたと見られることから、追加利上げやETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)の買い入れ継続の有無に加え、準備預金の3層構造の見直しと言った政策の枠組変更が注目されます。 一方、FOMCに関しては、金融政策は据え置きが予想されることから、注目点は政策金利見通し(ドットチャート)です。現在は24年中に0.75%ポイントの利下げ見通し(中央値)が示されていますが、2月以降、米国景気の堅調推移とインフレの粘着性を示す指標が相次いでいることから、24年中の利下げ幅見通しが縮小される可能性があります。 (投資情報部 尾畑 秀一) (注)データは日本時間2024年3月14日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【野村の動画】3月に権利が確定する主要銘柄を配当利回り順で紹介!(2024年2月作成) ご投資にあたっての注意点
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03/13 19:00
【野村の動画】3月に権利が確定する主要銘柄を配当利回り順で紹介!(2024年2月作成)
今回、東証上場の中でも特に時価総額の高い銘柄から成る「TOPIX100」を母集団にして、決算月が3月かつ今期経常増益予想の銘柄を配当利回り順にランキングしました。上位20銘柄を紹介します。 ご投資にあたっての注意点
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03/13 16:04
【野村の夕解説】春闘集中回答日、日経平均株価は寄付き上昇から失速 (3/13)
本日の動き 前日の米国市場の流れを受けて、東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄の上昇が相場をけん引し、日経平均株価は前日比262円高の39,059円と反発して取引を開始し、間もなく前日比350円高に上げ幅を広げました。しかしその後は、為替市場の値動きに合わせて半導体関連株や輸出関連株が上げ幅を縮小し、日経平均株価も間もなく前日比下落に転じました。加えて、本日は、春闘(春季労使交渉)の大手企業の集中回答日となっており、トヨタ自動車や日立製作所などの満額回答の発表が取引時間中に相次ぎました。こうした大手企業の賃上げの動きが、中小企業にも波及すれば、日銀がマイナス金利の解除を含む金融政策の正常化に進みやすくなるとの見方が強まり、金融株は底堅かったものの、相場の重石となりました。後場は、為替市場が寄付き近辺の水準に値を戻したことなどが支えとなり、下げ幅を縮め前日比101円安の38,695円と、前日比小幅安で取引を終えました。 日米金融政策の行方が気がかりとなる中で様子見姿勢が強まり、東証プライム市場の売買代金は2営業日連続で5兆円を下回りました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩崎 裕美) (注)画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/13 09:30
【チャート分析】三菱UFJ、昨年9月高値奪回後に大幅高(3/13)
このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く新規登録された銘柄をチャート分析しました。 「ウォッチリスト」新規登録上位銘柄ランキング 母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に新規登録した上位5銘柄(2024年2月分)。ただし直近上場銘柄は除く。 今回は2024年2月に新規登録された銘柄第3位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。 13・26週線は角度のついた上向きに 当社は、国内最大の金融グループで、国際展開に強みがあります。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (図1)当社の株価は、昨年9月から12月にかけて上値の重い展開となりましたが、26週移動平均線を下支えに反発に転じ、今年1月に昨年9月高値奪回後は上昇の動きに弾みがつきました。 13週・26週移動平均線が角度のついた上向きとなっており、この先昨年3月~9月の上昇幅を同年12月安値に当てはめたN計算値(1,703円)等を目指す展開が考えられます。 13週線からの乖離が進む (図2)ただ今年に入ってからの急ピッチな上昇を受け、13週線からの乖離が進んでいます(3月1日:+17.8%)。この先上昇一服となり本格調整に転じた場合は、上向きの13週線(同:1,333円)や、昨年12月安値形成時に下支えとなった26週線(同:1,297円)が下値メドとして挙げられます。 (注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2024年3月1日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。(注4)掲載している画像はイメージ。 (出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 丹羽 紘子) この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。 ※画像はイメージです。 ご投資にあたっての注意点
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03/13 08:44
【野村の朝解説】S&P500指数最高値更新 AI関連がけん引(3/13)
海外市場の振り返り 米国株主要3指数が上昇し、S&P500指数は3営業日ぶりに史上最高値を更新しました。2月の米消費者物価(コア)は前年同月比+3.8%と、市場予想(同+3.7%)を若干上回りました。中古車価格が予想外に上昇するなど、インフレ率の鈍化が続いていますが、そのペースは緩やかで、思ったほどインフレ率の減速は進んでいないようです。他方、前日引け後に発表されたオラクルの決算が好調で、生成AIへの期待が再び高まり、前日比+11.74%と急上昇したほか、エヌビディアの株価も同+7.15%と大きく上昇するなど、テクノロジー企業が株価上昇のけん引役となりました。 相場の注目点 米国株市場がテクノロジー株を中心に上昇しており、日本市場も半導体関連業種を中心に反応がみられるかが注目されます。円高も一服していることから、本日は輸出関連企業の株価下押し圧力は、為替の面からは和らいでいます。CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の日経平均先物は38,880円です。こちらは6月限月の先物になりますので、3-5月の配当落ち分を考慮して足し戻すと、実質的には39,147円となります。本日、日経平均株価が39,000円台を回復できるかも注目です。 本日のイベント 本日は春闘の集中回答日となります。既に多くの主要企業が大幅な賃上げを発表しており、賃金と物価の好循環より日本銀行が大規模金融緩和の修正に動けるとの見方が広がるかどうかが注目されます。日本の国債利回りがこうした報道で上昇するかもポイントで、12日までに10年国債利回りは5営業日連続で上昇しています。 (投資情報部 小髙 貴久) (注)データは日本時間2024年3月13日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ※画像はイメージです。 FINTOS!編集部オリジナル記事 【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(3/12) 【チャート分析】NTT、26週線が下支えとなるか注目(3/12) ご投資にあたっての注意点
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03/12 19:00
【週間ランキング】最も閲覧数が多かった個別銘柄は?トップ10を紹介(3/12)
三菱UFJ、NTT、積水ハウスなどがランクイン 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1位にランクインしました。最近の日銀高官の発言を受けて、早期にマイナス金利政策が解除される可能性が浮上しており、銀行株の支援材料となっています。 日本電信電話(9432)が4位にランクインしました。2024年3月8日、NTTはNTT西日本で発生した顧客情報流出を受けて、グループ全体での情報漏洩防止策を発表しました。予算規模は今後3~4年の総計で300億円程度とされました。 積水ハウス(1928)が6位にランクインしました。2024年3月7日、積水ハウスが発表した2024.1期の営業利益は、前期比4%増益の2,710億円となり、野村予想を約60億円上回りました。「ウェスティンホテル横浜」の売却などで不動産売却益が上振れました。 アステラス製薬(4503)が8位にランクインしました。2024年3月5日、2024年4月に行われる薬価改定の内容が告示されました。アステラスでは、前立腺がん向け治療薬「イクスタンジ」などが大きい引き下げとなりました。 三菱商事(8058)が9位にランクインしました。一部報道で、三菱商事が「ケンタッキーフライドチキン」を運営する日本KFCホールディングス(9873)の株式を売却することを視野に検討を進めていると伝えられました。三菱商事は、「決定した事実はない。」とコメントしています。 (野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課) (注1)画像はイメージ。(注2)各種データは2024年3月11日時点。 ご投資にあたっての注意点
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03/12 16:17
【野村の夕解説】日経平均株価、押し目買いが相場を支え下げ渋り (3/12)
本日の動き 本日の日経平均株価は前日比350円安の38,470円と続落して取引を開始しました。東京エレクトロンやソフトバンクグループなどハイテク関連銘柄の一角の下落が目立ち、日経平均株価は一時、前日比549円安に下げ幅を広げる場面も見られました。一方、下げ一巡後は押し目買いが相場を支え、日経平均株価は下げ渋りました。加えて、午前の参議院財政金融委員会に出席した日銀の植田総裁の発言を受けて、3月の金融政策決定会合での金融政策修正の可能性に対する警戒感が和らぎ、為替市場では1米ドル=147円40銭台を超える円安が進んだことも投資家心理をささえました。後場の日経平均株価は下げ幅を縮小し、一時、前日比プラスとなる場面も見られました。終値は前日比22円安の38,797円と前日比横ばい圏で取引を終えました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート 今後の注目点 日本時間12日夜に、米国の金融政策に影響の大きいCPI(消費者物価指数)が発表されます。市場では2月の総合指数は前月比+0.4%、コア指数は同+0.3%が予想されています。米CPIの結果次第では、明日の日本株式市場の変動幅にも影響が出る可能性があります。 (野村證券投資情報部 岩崎 裕美) (注1)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(注2)画像はイメージです。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点