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【野村の夕解説】日経平均株価は反落 値がさの半導体関連株が重石(9/3)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 3日の日経平均株価は、2日の米国ハイテク株の下落と日本の長期国債の利回り上昇を受け、値がさの半導体関連株が下落し終日軟調な推移となりました。2日に自民党の森山幹事長などの退任意向が報じられ、日本の政治情勢が不透明になるとの見方から、日本の国債は超長期債を中心に金利が上昇(価格は低下)しました。金利上昇を背景に値がさの半導体関連株の一角が下落し、相場の重石となりました。一方、米ドル円相場は、2日15:30時点で147円90銭台後半だった水準が、一時148円90銭台まで円安米ドル高へ進行し、相場を下支えしました。午後には植田日銀総裁が、「経済・物価見通しが実現していけば利上げを継続する」旨を表明しましたが、従来の見解を繰り返したもので、相場への影響は限定的でした。日経平均株価は後場に入り下げ幅を拡大させたものの、その後は底堅い展開となり、結局終値は前日比371円安の41,938円となり取引を終えました。個別株では、ソフトバンクグループと東京エレクトロンの2銘柄で日経平均株価を203円押し下げました。​ 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、米国では7月JOLTS雇用動態調査が公表されます。今週末に米国雇用統計の発表を控える中、雇用に関連する統計に注目が集まります。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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