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08:30

【野村の朝解説】決算を受けたテクノロジー株の下落が重石(11/1)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 31日の米国株式市場で主要3指数は揃って下落しました。前日引け後に発表した決算が嫌気されたマイクロソフト(前日比-6.05%)やメタ・プラットフォームズ(同-4.09%)が大幅下落し、他のテクノロジー株に売りが広がりました。 相場の注目点 31日の日銀金融政策決定会合後の植田総裁の記者会見では、今後の政策判断に「時間的な余裕はある」との表現を回避し、12月の日銀金融政策決定会合は政策変更もあり得る会合となる可能性が示唆されました。これを受けて、ドル円相場では一時、1ドル=152円台を割り込む水準へと円高が進行しました。本日の日本株式市場では、円高進行を嫌気した輸出関連株や、米国株の流れを受けた半導体を含むハイテク株の下落が相場全体の重石となりそうです。 本日のイベント 日本企業の決算発表では、場中に丸紅や三菱商事、三井物産、TDK、引け後に日本ハムや村田製作所など多数の主力企業が決算発表を予定しています。米国では、注目の10月雇用統計が発表されます。市場では、非農業部門雇用者数は前月差+10.5万人と前月の同+25.4万人から減速すると予想されています。今回の雇用統計の集計期間である10月前後は、東海岸を中心に短期的な港湾ストライキが発生したことや大型ハリケーン上陸による災害もあって、それらが統計のかく乱要因となっていることが考えられます。結果を受けて、一時的に市場のボラティリティー(変動性)が高まる可能性もあり、注意が必要です。 (野村證券 投資情報部 澤田 麻希) (注)データは日本時間2024年11月1日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 野村オリジナル記事の配信スケジュール ご投資にあたっての注意点

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