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昨日 16:42

【野村の夕解説】米テクノロジー株高と円安進行で、日経平均は776円高(1/7)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 日本時間の7日、米国のラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES」で、エヌビディアのジェンスン・ファンCEOが基調講演を行い、生成AI用GPUがフル生産であることや、新たなゲーム用PC向けGPU製品の発表、自動車などを成長分野としてとらえていることなどを明らかにしました。また、東京為替市場では一時1米ドル=158.4円台となり、2024年7月以来、およそ半年ぶりの円安水準となりました。前日に、FRBのクック理事が追加利下げに慎重な姿勢を示したことで米国長期金利が上昇したことで、円安米ドル高が進んだとみられます。前日の米国株高と円安進行を受けて、本日の日経平均株価は、半導体関連を中心に輸出関連株がけん引役となり、大幅上昇しました。前日比277円高の39,584円で寄り付いた後、急速に上げ幅を拡大し、10時過ぎには40,000円を上回りました。その後も引けにかけて40,000円台で推移し、大引けは前日比776円高の40,083円となりました。個別銘柄では、米テクノロジー株高を受けて東京エレクトロンが前日比+11.24%と大幅高となり、1銘柄で日経平均株価を270円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、米国では12月のISMサービス業景気指数が発表されます。底堅い米国景気を支えるサービス業が好調を維持するか注目されます。 (野村證券投資情報部 秋山 渉) ご投資にあたっての注意点

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