【野村の夕解説】材料難も日経平均株価は続伸 437円高(12/26)
(注)画像はイメージです。
本日の動き
受渡日ベースで年内最終売買日となる本日の日経平均株価は、前日比1円安の39,129円で取引を開始しました。クリスマス休暇で米国など多くの市場が休場となり新規の材料が見当たらない中、前日ROEの目標を20%に引き上げると報じられ動意づいたトヨタ自動車が引き続き上昇し、市場をけん引しました。日経平均株価は寄り付き直後に上げに転じ39,300円前後で一進一退となりました。しかし、午後に入ると幅広い銘柄の上昇が追い風となり、日経平均株価は上げ幅を広げ、前日比437円高の39,568円と続伸して本日の取引を終了しました。東証プライム市場の売買代金は、3兆8,817億円と4営業日連続で3兆円台に留まりました。トヨタ自動車は前日比+5.98%の3,142円と、7月25日以来約5ヶ月ぶりに終値で3,000円を上回りました。
本日の市場動向
ランキング
本日のチャート
(注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
26日も欧州各国をはじめ多くの市場が休場となります。米国では、週間新規失業保険申請件数や週間石油在庫統計などが発表されます。また、トルコでは金融政策決定会合の結果発表が予定されています。
(野村證券投資情報部 神谷 和男)
ご投資にあたっての注意点