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10分前

【野村の朝解説】NYダウは小幅高、FRB議長捜査を楽観視(1/13)

(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 9日の米国株式市場で主要3指数は揃って上昇し、NYダウとS&P500指数は6日に付けた史上最高値を更新しました。2025年12月の米雇用統計では非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回りましたが、失業率は改善し、雇用環境が急激に悪化していないことが示されました。また、同日に発表された2026年1月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想以上に上昇したことも、米国経済が底堅さを保っているとの見方につながりました。12日にはFRBの独立性を巡る懸念が相場の重石となりましたが、株・国債・通貨が同時に下落するトリプル安は短期間で終了し、NYダウは前週末比小幅高で取引を終了しました。 相場の注目点 パウエルFRB議長は11日、2025年6月の議会証言を巡って米司法省による刑事捜査の対象になったことを公表し、トランプ大統領による利下げ圧力に従わなかったことが捜査着手の背景にあるとの認識を示しました。FRBの独立性が揺らぐとの懸念が米国への信頼低下につながる可能性には注意が必要ですが、週明けの米株式市場を見る限り、投資家心理は大きく悪化せず、冷静さを保っているように見受けられます。一方、今週から主要企業の決算発表シーズンが始まることから、決算動向を見極めようと慎重姿勢が強まることが予想されます。また、今週の米国では13日(火)の2025年12月消費者物価指数(CPI)や14日(水)の同年11月小売売上高など、重要な経済指標の発表が続くほか、14日(水)にはNY連銀ウィリアムズ総裁、16日(金)にはジェファーソンFRB副議長の講演が予定されています。高値警戒感も意識される中、長期金利の動向次第では調整リスクもあり、FRBの利下げ観測の変化や米金利動向が焦点となりそうです。 (野村證券 投資情報部 引網 喬子) 注)データは日本時間2026年1月13日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、中心限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点

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