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【野村の夕解説】日経平均株価3営業日ぶり反発 米国株高が追い風(11/22)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日寄り付き前に、日本の10月CPI(全国消費者物価指数)が発表されました。生鮮食品を除いた物価上昇率を示すコアCPIは、前年同月比で2.3%上昇し、市場予想を上回りました。この結果を受けた市場の日銀による利上げ観測は変わらず、外国為替相場などへの影響は限定的でした。 昨日の米国株は個別企業の良好な決算を受け主要3指数は揃って上昇し、この流れを受け本日の日経平均株価は前日比120円高の38,146円で始まりました。昨日は米国半導体大手エヌビディアも反発し、AI向けの半導体需要の拡大が引き続き見込まれることなどから安心感が広がり、値がさの半導体関連株が上昇し相場をけん引しました。一時前日比394円高となる場面もあったものの、その後上値を追う材料には乏しく、ウクライナ情勢の緊迫も投資家心理の重荷となり上げ幅は引けにかけ縮小しました。大引けは前日比257円の38,283円と、3営業日ぶりの反発となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)データは15時45分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日、主要国・地域の11月PMI速報値が発表されます。足元では製造業とサービス業の温度差が拡大していることから、製造業に持ち直しの動きが確認できるかが注目点です。また米国では、来週26日(火)に11月FOMC議事要旨、11月コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表されます。28日(木)は感謝祭で休場です。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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