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16:18

【野村の夕解説】日経平均株価は下落するもTOPIXは最高値更新(12/15)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 15日の日経平均株価は、AI関連株の下落が主導し終日軟調な動きとなりました。12日の米国市場は大手ハイテク株が軒並み下落しリスクオフのムードが広がりました。また、本日寄付き前に発表された12月調査の日銀短観では、大企業製造業の景況感が3四半期連続で改善し4年半ぶりの高水準となり、12月の金融政策決定会合における利上げ観測を後押しする結果となりました。米国ハイテク株安と日本の金利の先高観を受け、本日の日経平均株価は反落して始まり、特にAI関連株の下落が重石となりました。一方、業種別でみると内需関連株や、金利の上昇が業績の追い風となる金融株の一角が上昇し、相場を下支えしました。日経平均株価は一時前営業日比870円安となる場面もありましたが、心理的節目の5万円を割ると下げ渋り、終値は前営業日比668円安の50,168円となりました。個別株では、アドバンテストとソフトバンクグループの終値がそれぞれ前営業日比-6.42%、-5.95%となり、2銘柄で日経平均株価を約570円押し下げました。一方、東証プライム市場では値上がり数が全体の75.7%となり、TOPIXは前営業日比7.64ポイント高の3,431.47ポイントとなり、2営業日連続で終値での最高値を更新しました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 本日米国では12月NY連銀製造業景気指数と12月NAHB住宅市場指数が発表予定です。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点

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