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昨日 16:20

【野村の夕解説】日経平均株価は52円安 インバウンド関連銘柄が下落(11/17)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 17日の日経平均株価は、終日軟調な動きが続き2営業日続落となりました。14日に中国外務省が自国民に日本への渡航を控えるよう注意喚起をしたことを受け、中国人の訪日需要の減少への懸念が広がりました。また、寄り付き前に日本の2025年7-9月期GDP(国内総生産)速報値が公表され、実質GDP(季節調整済み)が年率-1.8%と6四半期ぶりマイナスとなりました。これらを受け、本日の日経平均株価は続落して寄り付いたあと、インバウンド関連の銘柄の急落を受け一時前営業日比530円安の49,845円となりました。一方、日経平均株価が心理的節目の5万円台を下回ると押し目買いの動きも見られたほか、前週末までに大きく下落した値がさの半導体関連株が堅調に推移し、相場を下支えしました。日経平均株価の終値は前営業日比52円安の50,323円と、小幅続落となりました。個別銘柄では、ファーストリテイリングが前営業日比-5.29%となり日経平均株価を239円押し下げたほか、下落率では三越伊勢丹ホールディングスが最も高く、株価は同-11.30%となりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注)日経平均株価のデータは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では本日、NY連銀ウィリアムズ総裁が講演、ミネアポリス連銀カシュカリ総裁が談話予定です。 (野村證券投資情報部 清水 奎花) ご投資にあたっての注意点