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16:14
【野村の夕解説】日経平均株価は4営業日ぶりの反発、172円高(3/25)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は前日比344円高の37,953円で取引を開始しました。前日の米国株式市場では、トランプ大統領が近く発表する相互関税について、より的を絞った内容が検討されているなどの報道を受け、関税政策を巡る過度な懸念が和らぎ主要3指数は揃って上昇しました。米株高や1米ドル=151円目前まで進行する円安を受け、日経平均株価は一時前日比507円高の38,115円まで上昇しました。しかし、トランプ政権による関税政策には不透明な部分が多く、上値を追う動きは限られ、午後には前日比77円高まで上げ幅を縮小する場面もありました。引けにかけては新規の材料に欠く中やや値を戻し、前日比172円高の37,780円と4営業日ぶりに反発して取引を終了しました。反発したものの様子見ムードは強く、東証プライム市場の売買代金は3兆9,341億円と2営業日連続で3兆円台に留まりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では本日、3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)、2月新築住宅販売件数が発表されます。前月の消費者信頼感指数は、米国景気減速への懸念が高まるきっかけの一つとなったため注目されます。他、クーグラーFRB理事講演、NY連銀ウィリアムズ総裁講演が予定されています。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) ご投資にあたっての注意点
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08:29
【野村の朝解説】米国株続伸 関税政策に対する懸念が後退(3/25)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 24日の米国株式市場で主要3指数は揃って続伸しました。23日までの各種報道やトランプ大統領の記者会見を受け、近く導入が予定されている関税政策への過度な警戒感が後退しました。また、米国の3月総合PMI(購買担当者景気指数)速報値は53.5と2月(51.6)から上昇しました。為替市場では1米ドル=150円台後半まで円安ドル高が進行しています。 相場の注目点 トランプ大統領は24日の記者会見で、「数日中に自動車への追加関税を発表する。木材、半導体への関税が続くだろう」と発言しました。ただし、4月2日時点では「全ての関税が含まれている訳ではない」とし、品目別の関税政策に対する早期発動への懸念が後退しました。また、相互関税については、「多くの国に猶予措置を与えるかもしれない」と述べ、一部の対象国に適用除外や軽減措置を講じる可能性を示唆しました。少なくとも多くの関税政策発動が示唆されている4月2日までは、市場の焦点は、政策を巡る報道やトランプ大統領の発言となりそうです。 本日のイベント 米国では、3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)、2月新築住宅販売件数が発表予定です。2月の米国消費者信頼感指数の下振れは、米国景気減速への懸念が高まるきっかけの一つとなったため、3月の消費者信頼感指数はいつも以上に注目が集まります。また、クーグラーFRB理事講演、NY連銀ウィリアムズ総裁講演が予定されています。ドイツでは、3月Ifo景況感指数が発表予定です。拡張的な財政政策への期待がどの程度、景況感に影響を与えるか注目されます。 (野村證券 投資情報部 大坂 隼矢) (注)データは日本時間2025年3月25日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点
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昨日 18:00
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(3月第3週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2025年3月第3週(2025年3月14日~3月21日) 2025年3月月間(2025年2月28日~3月21日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年3月21日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年3月21日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2025年3月第3週(2025年3月14日~3月21日) 2025年3月月間(2025年2月28日~3月21日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年3月21日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年3月21日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2025年3月21日時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点
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16:14
【野村の夕解説】日経平均株価は4営業日ぶりの反発、172円高(3/25)
(注)画像はイメージです。 本日の動き 本日の日経平均株価は前日比344円高の37,953円で取引を開始しました。前日の米国株式市場では、トランプ大統領が近く発表する相互関税について、より的を絞った内容が検討されているなどの報道を受け、関税政策を巡る過度な懸念が和らぎ主要3指数は揃って上昇しました。米株高や1米ドル=151円目前まで進行する円安を受け、日経平均株価は一時前日比507円高の38,115円まで上昇しました。しかし、トランプ政権による関税政策には不透明な部分が多く、上値を追う動きは限られ、午後には前日比77円高まで上げ幅を縮小する場面もありました。引けにかけては新規の材料に欠く中やや値を戻し、前日比172円高の37,780円と4営業日ぶりに反発して取引を終了しました。反発したものの様子見ムードは強く、東証プライム市場の売買代金は3兆9,341億円と2営業日連続で3兆円台に留まりました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 米国では本日、3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)、2月新築住宅販売件数が発表されます。前月の消費者信頼感指数は、米国景気減速への懸念が高まるきっかけの一つとなったため注目されます。他、クーグラーFRB理事講演、NY連銀ウィリアムズ総裁講演が予定されています。 (野村證券投資情報部 神谷 和男) ご投資にあたっての注意点
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08:29
【野村の朝解説】米国株続伸 関税政策に対する懸念が後退(3/25)
(注)画像はイメージです。 海外市場の振り返り 24日の米国株式市場で主要3指数は揃って続伸しました。23日までの各種報道やトランプ大統領の記者会見を受け、近く導入が予定されている関税政策への過度な警戒感が後退しました。また、米国の3月総合PMI(購買担当者景気指数)速報値は53.5と2月(51.6)から上昇しました。為替市場では1米ドル=150円台後半まで円安ドル高が進行しています。 相場の注目点 トランプ大統領は24日の記者会見で、「数日中に自動車への追加関税を発表する。木材、半導体への関税が続くだろう」と発言しました。ただし、4月2日時点では「全ての関税が含まれている訳ではない」とし、品目別の関税政策に対する早期発動への懸念が後退しました。また、相互関税については、「多くの国に猶予措置を与えるかもしれない」と述べ、一部の対象国に適用除外や軽減措置を講じる可能性を示唆しました。少なくとも多くの関税政策発動が示唆されている4月2日までは、市場の焦点は、政策を巡る報道やトランプ大統領の発言となりそうです。 本日のイベント 米国では、3月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)、2月新築住宅販売件数が発表予定です。2月の米国消費者信頼感指数の下振れは、米国景気減速への懸念が高まるきっかけの一つとなったため、3月の消費者信頼感指数はいつも以上に注目が集まります。また、クーグラーFRB理事講演、NY連銀ウィリアムズ総裁講演が予定されています。ドイツでは、3月Ifo景況感指数が発表予定です。拡張的な財政政策への期待がどの程度、景況感に影響を与えるか注目されます。 (野村證券 投資情報部 大坂 隼矢) (注)データは日本時間2025年3月25日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。 ご投資にあたっての注意点
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昨日 18:00
【週間ランキング】日本株の値上がり/値下がり銘柄は?(3月第3週)
※画像はイメージです。 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(上位) 2025年3月第3週(2025年3月14日~3月21日) 2025年3月月間(2025年2月28日~3月21日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年3月21日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年3月21日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 日本主要銘柄・株価騰落率ランキング(下位) 2025年3月第3週(2025年3月14日~3月21日) 2025年3月月間(2025年2月28日~3月21日) 2025年年間(2024年12月31日~2025年3月21日) (注)対象はTOPIX500、直近値は2025年3月21日。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 <参考>今週の日本株式市場パフォーマンス 主要指数 TOPIX: 東証33業種 (注)業種分類は東証33業種ベース。直近値は2025年3月21日時点。(出所)ブルームバーグより野村證券投資情報部作成 ご投資にあたっての注意点