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13:34
【速報・解説】日銀、金融政策を据え置き 市場は円安で反応
日銀、金融政策の据え置きを決定 外国為替市場は円安で反応 日本銀行は2024年4月25~26日、金融政策決定会合を開催し、予想通り金融政策の据え置きを決定しました。注目された展望レポートにおけるコアCPI(生鮮食品を除く消費者物価)見通しは、2024年度が前年比+2.8%(24年1月時点:同+2.4%)、25年度が同+1.9%(同+1.8%)と共に上方修正しました。今回新たに公表した26年度に関しては同+1.9%と予想したうえで、25年度以降の見通しのリスクバランスは概ね均衡していると評価しました。今回の見通しは、日銀自身が指摘するように、「物価安定の目標」と整合的であり、24年3月会合での政策変更を裏付けるものであると評価できます。 同じく市場の注目度が高かった長期国債買い入れペースについては、前回(24年3月)会合で「決定された方針に沿って実施する」と月間6兆円程度のペースで買い入れを続ける意向を示しました。 時事通信が「日銀が国債買い入れ縮小の方法を検討する」と報じたことから、市場では「国債買い入れの減額を示唆することで金利上昇を促すとともに、円買いドル売り介入が実施されるのではないか」との見方もあったことから、発表直後の市場の反応は円安、株高となりました。 今後の政策運営に関しては声明文、展望レポートともに具体的なヒントは見受けられないことから、この後予定されている植田日銀総裁の記者会見が注目されます。 (野村證券投資情報部 尾畑 秀一) ご投資にあたっての注意点
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12:00
【今週のチャート分析】日経平均株価37,000円割れ後に反発も、振れ幅の大きな動き続く
※画像はイメージです。 ※2024年4月25日(木)引け後の情報に基づき作成しています。 足元の変動幅大きいが、テクニカル指標面に過熱感はない 日経平均株価は、4月19日に一時36,733円まで下落し、3月高値(ザラバベース:41,087円)からの下落幅は4,000円を超えました(図1)。これら大幅安を受けて、25日移動平均線からの乖離率は、マイナス6.26%(4月19日)となり、ロシアのウクライナ侵攻直後の2022年3月以来のマイナス乖離となりました。 その後は、これまでの急落の反動もあり、自律反発に転じ、24日には4営業日ぶりに38,000円台を回復しました。25日は再び大幅安となる等、振れ幅の大きな動きが続いていますが、各種テクニカル指標面に過熱感はなく、この先25日移動平均線(同:39,216円)に向けて戻りを試す展開が期待されます。一方、戻りが鈍く再度調整となった場合は、4月19日安値(36,733円)に向けて再度下値を固めにいく展開が想定されます(図1)。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2024年4月25日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 中長期的に見て、値幅調整は十分 次に中長期的な動きを確認してみましょう。今年3月高値までの上昇率(2023年1月~+59%)は、前回の長期上昇局面(+85%)を下回っています(図2)。そのため長期上昇トレンド自体は継続中であると考えられ、今年3月高値形成後の調整は、一時的な調整である可能性が高いと考えられます。 (注1)直近値は2024年4月25日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社データより野村證券投資情報部作成 前回の一時的な調整局面に当たる23年7月高値から10月安値にかけての下落率は9.6%(終値ベース)でしたが、今回の下落率は4月19日安値時点で9.3%(同)に達しており、値幅調整は概ね十分と言えます(図3)。一方、下落期間(日柄)の面では調整不足は否めません。この先しばらく戻りを抑えられる場面がありそうですが、先行きは再び史上最高値を視野に入れる上昇になると考えられます。 (注1)直近値は2024年4月25日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社データ、各種資料より野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩本 竜太郎) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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10:36
【米国株決算速報】アルファベット(GOOGL):広告・クラウド好調、四半期配当開始、株価は+12.24%(時間外取引)
決算概要:2024年1-3月期(2024.12期第1四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間4月25日引け後に、「グーグル」や「ユーチューブ」といったインターネット広告事業やクラウド事業などを行うアルファベット(GOOGL US)が2024年1-3月期(2024.12期第1四半期)決算を発表しました。 売上高は市場予想を2.5%上回り、EPSは市場予想を24.8%上回りました。 広告・クラウド好調、四半期配当開始 検索やユーチューブなどのインターネット広告事業とクラウド事業の好調を会社は好業績の理由として挙げました。AIについては、生成AIモデル・ツール「ジェミニ」(「バード」の後継)がけん引し、会社全体に大きな勢いをもたらしている、とコメントしました。 会社は、人員削減などのコスト削減への継続的な取り組みについても強調し、四半期配当支払いの開始と、700億ドルの自社株買いの追加を発表しました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で上昇 アルファベットの株価は、前日比1.97%安で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比12.24%高の175.10ドルで推移しています(NY時間18:57)。 好調な広告事業や、AIによるクラウドの成長、コスト削減の進捗と、それらによる株主還元の強化を市場は好感したと考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2024年4月25日時点。株価はA株。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年1-3月期(2024/3)。灰色はLSEG(旧リフィニティブ)集計による市場予想平均。2024年4-6月期以降の予想は2024年4月24日時点。(出所)会社発表、LSEG(旧リフィニティブ)より野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・ 竹綱 宏行) 【米国株決算速報】アルファベット(GOOGL):広告収入がやや市場予想を下回る・AI投資拡大、株価は-5.65%(時間外取引) ご投資にあたっての注意点
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12:00
【今週のチャート分析】日経平均株価37,000円割れ後に反発も、振れ幅の大きな動き続く
※画像はイメージです。 ※2024年4月25日(木)引け後の情報に基づき作成しています。 足元の変動幅大きいが、テクニカル指標面に過熱感はない 日経平均株価は、4月19日に一時36,733円まで下落し、3月高値(ザラバベース:41,087円)からの下落幅は4,000円を超えました(図1)。これら大幅安を受けて、25日移動平均線からの乖離率は、マイナス6.26%(4月19日)となり、ロシアのウクライナ侵攻直後の2022年3月以来のマイナス乖離となりました。 その後は、これまでの急落の反動もあり、自律反発に転じ、24日には4営業日ぶりに38,000円台を回復しました。25日は再び大幅安となる等、振れ幅の大きな動きが続いていますが、各種テクニカル指標面に過熱感はなく、この先25日移動平均線(同:39,216円)に向けて戻りを試す展開が期待されます。一方、戻りが鈍く再度調整となった場合は、4月19日安値(36,733円)に向けて再度下値を固めにいく展開が想定されます(図1)。 ※(アプリでご覧の方)2本の指で画面に触れながら広げていくと、画面が拡大表示されます。 (注1)直近値は2024年4月25日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社より野村證券投資情報部作成 中長期的に見て、値幅調整は十分 次に中長期的な動きを確認してみましょう。今年3月高値までの上昇率(2023年1月~+59%)は、前回の長期上昇局面(+85%)を下回っています(図2)。そのため長期上昇トレンド自体は継続中であると考えられ、今年3月高値形成後の調整は、一時的な調整である可能性が高いと考えられます。 (注1)直近値は2024年4月25日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社データより野村證券投資情報部作成 前回の一時的な調整局面に当たる23年7月高値から10月安値にかけての下落率は9.6%(終値ベース)でしたが、今回の下落率は4月19日安値時点で9.3%(同)に達しており、値幅調整は概ね十分と言えます(図3)。一方、下落期間(日柄)の面では調整不足は否めません。この先しばらく戻りを抑えられる場面がありそうですが、先行きは再び史上最高値を視野に入れる上昇になると考えられます。 (注1)直近値は2024年4月25日時点。 (注2)トレンドラインには主観が入っておりますのでご留意ください。(出所)日本経済新聞社データ、各種資料より野村證券投資情報部作成 (野村證券投資情報部 岩本 竜太郎) 【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら ご投資にあたっての注意点
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10:36
【米国株決算速報】アルファベット(GOOGL):広告・クラウド好調、四半期配当開始、株価は+12.24%(時間外取引)
決算概要:2024年1-3月期(2024.12期第1四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間4月25日引け後に、「グーグル」や「ユーチューブ」といったインターネット広告事業やクラウド事業などを行うアルファベット(GOOGL US)が2024年1-3月期(2024.12期第1四半期)決算を発表しました。 売上高は市場予想を2.5%上回り、EPSは市場予想を24.8%上回りました。 広告・クラウド好調、四半期配当開始 検索やユーチューブなどのインターネット広告事業とクラウド事業の好調を会社は好業績の理由として挙げました。AIについては、生成AIモデル・ツール「ジェミニ」(「バード」の後継)がけん引し、会社全体に大きな勢いをもたらしている、とコメントしました。 会社は、人員削減などのコスト削減への継続的な取り組みについても強調し、四半期配当支払いの開始と、700億ドルの自社株買いの追加を発表しました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で上昇 アルファベットの株価は、前日比1.97%安で引けた後、決算発表を受けて時間外取引では、終値比12.24%高の175.10ドルで推移しています(NY時間18:57)。 好調な広告事業や、AIによるクラウドの成長、コスト削減の進捗と、それらによる株主還元の強化を市場は好感したと考えられます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2024年4月25日時点。株価はA株。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年1-3月期(2024/3)。灰色はLSEG(旧リフィニティブ)集計による市場予想平均。2024年4-6月期以降の予想は2024年4月24日時点。(出所)会社発表、LSEG(旧リフィニティブ)より野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・ 竹綱 宏行) 【米国株決算速報】アルファベット(GOOGL):広告収入がやや市場予想を下回る・AI投資拡大、株価は-5.65%(時間外取引) ご投資にあたっての注意点
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10:08
【米国株決算速報】マイクロソフト(MSFT):AIが成長をけん引、株価は+5.00%(時間外取引)
決算概要:2024年1-3月期(2024.6期第3四半期) EPS実績は市場予想を上回った 米国時間4月25日引け後に、「Office」や「ウインドウズ」、クラウドソフトの「Azure(アジュール)」などで知られるソフトウェア企業であるマイクロソフト(MSFT US)が2024年1-3月期(2024.6期第3四半期)決算を発表しました。売上高は市場予想を1.7%上回り、EPSは市場予想を4.3%上回りました。 AIが成長をけん引 部門別売上高実績は、各部門とも市場予想を上回りました。クラウド部門は、利用量ベースで課金するAIサービスの需要の堅調などにより、アジュール及びその他クラウドサービスの売上高が前年同期比で31%成長したことがけん引しました。 ビジネスソフト部門は、商用Officeの利用数の増加が継続しました。会社は、AIアシスタントのマイクロソフト・コパイロットやその開発者ツールがビジネス成果を向上させているとコメントしました。 売上高とEPSの推移 株価は時間外取引で上昇 マイクロソフトの株価は、前日比2.45%安で引けた後、決算発表後の時間外取引では、終値比5.00%高の419.01ドルで推移しています(NY時間18:02)。当社が主導する生成AIサービスの実用化が順調に業績成長に寄与したためと考えられます。また、決算説明会で発表された2024年4-6月期の部門別四半期見通しは全体では市場予想を下回ったものの、発表された直後に時間外取引で株価は一段高となりました。成長が注目されるクラウド部門が市場予想を上回ったためと推察されます。 株価推移 (6ヶ月日足) (注1)EPS は米国会計基準の希薄化後一株当たり利益。(注2)株価推移:データは日次で、直近値は2024年4月25日時点。(注3)売上高とEPSの推移:赤色は実績で、直近値は2024年1-3月期(2024/3)。2024年4-6月期の売上高の白丸は会社見通し中間値。灰色はLSEG(旧リフィニティブ)集計による市場予想平均。2024年4-6月期以降の予想は2024年4月24日時点。2023年10-12月期以降の売上高、EPSは2023年10月に買収を完了したアクティビジョン・ブリザードの寄与分を含む(PC・ゲーム部門)。(出所)会社発表、LSEG(旧リフィニティブ)より野村證券投資情報部作成 (文責:野村證券 投資情報部・竹綱 宏行) 【米国株決算速報】マイクロソフト(MSFT):生成AI利用の主導が業績に好影響、株価は+0.19%(時間外取引) ご投資にあたっての注意点