1位はNTT、メガバンクは3社すべてがランクイン

2023年6月1日から2023年8月31日の期間に、野村證券に口座を持つ上場企業役員に買い付けられた上位20銘柄をランキング形式で紹介します。

通信セクターから3社がランクインしました。1位の日本電信電話(9432)は、株式分割の発表以降、投資家の関心が増しています。6位の楽天グループ(4755)は、傘下の楽天モバイルの契約数が8月28日付で500万件を突破したことなどが話題となりました。18位のソフトバンクグループ(9984)は、傘下の英半導体設計アームが9月14日に米証券取引所ナスダックに上場し、注目を集めました。

メガバンクは3社すべてがランクインしました。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2位、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が5位、みずほフィナンシャルグループ(8411)が19位となっています。日本銀行の金融政策の正常化や、日米の長期金利の上昇が追い風となり、銀行セクターの株価は堅調に推移しています。

五大商社からは、三菱商事(8058)が4位、三井物産(8031)が8位にランクインしています。2023年6月にウォーレン・バフェット氏の投資会社、バークシャー・ハザウェイが5大商社の株を買い増したことが大きな話題となりました。このニュースに触発され、バフェット氏の投資手法を取り入れる投資家が増えた可能性もあります。

(FINTOS!編集部)

(注)画像はイメージ。

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