電気機器メーカーが多くランクイン

2023年6月1日から2023年8月31日の期間に、野村證券に口座を持つ開業医に買い付けられた上位20銘柄をランキング形式で紹介します。

医薬品セクターからは2社がランクインしました。16位の第一三共(4568)は、開発中の抗がん剤の臨床試験の結果を受けて、7月4日に株価が一時ストップ安となったことが話題となりました。19位のエーザイ(4523)は、 厚生労働省の専門部会が8月21日に米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の承認を了承したことが注目されました。

電気機器セクターからは6社と多くの銘柄がランクインしています。5位にソシオネクスト(6526)、7位にアドバンテスト(6857)、9位にルネサスエレクトロニクス(6723)、11位にニデック(6594)、12位にレーザーテック(6920)、14位にソニーグループ(6758)となっており、多くが半導体関連銘柄です。今年は中期の成長テーマとして生成AIが注目を集め、多くの半導体関連銘柄で株価が大幅に上昇しました。

自動車セクターからは、トヨタ自動車(7203)が2位に、日産自動車(7201)が20位にランクインしています。日系完成車メーカー7社の2023年4-6月期の業績では、営業利益が1.90兆円と過去最高益を大幅に更新しました。半導体供給の改善で生産が増加したのに加え、米国や欧州市場の需要が旺盛で、円安も寄与しました。

(FINTOS!編集部)

(注)画像はイメージ。

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