本日の株式市場

本日の日経平均株価は、前日比472円安の30,765円で取引を開始しました。前日の米国市場で、金融引き締めの長期化に対する懸念が高まり、米長期金利が一時、4.81%と16年ぶりの水準に上昇したことが嫌気され、主要株価指数が揃って下落しました。この流れを引き継ぎ、ファーストリテイリングや東京エレクトロン、アドバンテストなど主力値がさ株を筆頭に幅広い銘柄が下落し、日経平均株価も終日軟調となりました。引け間際に、下げ幅を前日比750円安の30,487円に広げた後、終値は前日比711円安の30,526円と、5月31日以来、約4ヶ月ぶりに31,000円を割込み取引を終えました。日経平均株価は5営業日続落し、5日間で1,845円の下落となりました。

業種別では前日に続き33業種全てが下落し、下落率上位は輸送用機器、鉄鋼業、銀行業となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
9月ADP全米雇用レポート(前月差)
  前月:+17.7万人 予想:+15.0万人
9月ISMサービス業景気指数
  前月:54.5  予想:53.5
8月製造業受注(前月比)
  前月:-2.1%  予想:+0.3%

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

【FINTOS!編集部発行】野村オリジナル記事配信スケジュールはこちら
ご投資にあたっての注意点