日本たばこ産業(2914)/ 2023年12月期 第3四半期

2023年1-9月期の営業利益は6,318億円で前年同期比9.1%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の5,981億円を上回る水準でした。また、調整後営業利益(為替一定ベース)は6,755億円となりました。たばこ事業でのプライシング効果が、サプライチェーン(供給網)のコスト増加や高温加熱式たばこへの投資加速の影響を上回りました。

会社は、2023年12月期通期の営業利益見通しを6,330億円から6,780億円に上方修正しました。QUICKコンセンサス予想の6,255億円を上回る水準でした。また、調整後営業利益見通し(為替一定ベース)は、7,300億円から7,640億円に上方修正されました。たばこ事業の堅調な販売実績を背景に、上方修正が行われました。

2023年12月期の年間1株当たり配当予想は188円と従来予想から据え置かれました。

(注)本日引け後から15:30までに決算を発表した企業の内、2023年7月1日~2023年9月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた上位1銘柄(約定件数ベース)を掲載している。
(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成

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