神戸製鋼所(5406)/ 2024年3月期 第2四半期

2023年4-9月期の営業利益は921億円で前年同期比366.0%増益となりました。また、経常利益は916億円で同119.0%増益となりました。QUICKコンセンサス予想の720億円を上回る水準でした。経常利益は、原材料と鉄鋼製品の価格差(メタルスプレッド)の改善や、石炭火力発電所の神戸発電所4号機の稼働などにより、第2四半期として過去最高益を達成しました。

会社は、営業利益見通しを1,650億円で据え置きました。また、経常利益見通しも1,450億円で据え置きました。QUICKコンセンサス予想の1,457億円とほぼ同水準です。なお、売上高見通しは2兆5,900億円から2兆5,700億円に下方修正されています。会社は、素材系事業・建設機械では販売数量の減少を余儀なくされる見通しとしています。

2024年3月期の年間1株当たり配当予想は90円と従来予想から据え置かれました。

(注)本日15:30までに決算を発表した企業の内、2023年7月1日~2023年9月30日の期間で、野村證券の個人口座で買い付けられた上位1銘柄(約定件数ベース)を掲載している。
(出所)会社資料、日本経済新聞社、xenoBrainより野村證券投資情報部作成

※本記事は、株価へのインプリケーションや投資判断、推奨を含むものではございません。

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