本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比105円安の36,249円と反落して取引を開始しました。前日の米国株式市場で主要3指数が揃って下落した流れを引き継いで幅広い銘柄が下落し、日経平均株価は寄付き後も下げ幅を広げました。その後、本日の安値となる前日比288円安の36,065円を付けた後は安値圏での推移を続けました。後場に入って、前引けで下落していたトヨタ自動車が、取引時間中に発表された決算が好材料視されて上昇に転じました。これを受けて投資家心理は幾分和らぎ、日経平均株価は前日比59円安の36,294円まで下げ幅を縮小しました。しかし、上昇の勢いは続かず、結局前日比193円安の36,160円で本日の取引を終えました。

個別銘柄では、好決算を追い風にトヨタ自動車が前日比+4.77%と上昇し昨年来高値を更新しました。一方で、前日引け後の決算発表で中国需要の低迷により、今期予想を大幅下方修正したオムロンが前日比-15.27%と大幅に下落しました。

本日発表予定の海外経済指標等

【ユーロ圏】
12月小売売上高(前月比)
  前回:-0.3% 予想:-1.0%

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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ご投資にあたっての注意点