本日の株式市場

本日の日経平均株価は前週末比221円高の39,320円で取引を開始しました。国内市場が連休中に、NYダウとS&P500指数が連日で史上最高値を更新したことが好感されました。一方、ナスダック総合指数は22日は上昇したものの、23日は下落していたことから、国内市場ではハイテク株が軟調となり、日経平均株価の寄付き後は上値が重い展開となりました。その後は、史上最高値を更新したものの、さらに上値を追う新たな材料に乏しい中、高値圏でもみ合いとなりました。後場に入り、やや水準を切り下げたものの、高値圏を維持し、前週末比135円高の39,233円と、2営業日連続で過去最高値を更新しました。

個別では、中外製薬が前週末に大きく下げた反動もあり、前週末比+6.37%となったほか、第一三共が同+3.86%となるなど、医薬品の一角が上昇しました。一方で、東京エレクトロンが同-1.58%となり、日経平均株価を1銘柄で約57円押し下げるなど、半導体関連が軟調となりました。

本日発表予定の海外経済指標等

【米国】
1月新築住宅販売件数(年率:万件)
  前月:66.4 予想:68.0

(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成

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