トップ3は、NTT、三菱UFJ、トヨタ
2024年の日本株は年始から大きく上昇し、3月には日経平均株価が初めて4万円台に到達しました。その後、米半導体株の下落や中東情勢の緊迫化を受けて、4月に日本株は一時、大幅に下落しましたが、月末には下げ幅を縮小させました。この期間中には、どのような銘柄が個人投資家によって購入されたのでしょうか。
今回は、2024年2月1日から2024年4月30日までの期間に、野村證券に口座を持つ60代の個人投資家によって購入された上位20銘柄をランキング形式でご紹介します。さらに、野村證券の個人投資家口座全体での買い付けランキング(以下、全体ランキング)とも比較してみました。
トップ3は、1位が日本電信電話(9432)、2位が三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、3位がトヨタ自動車(7203)で、全体ランキングと一致しました。
上位20銘柄のうち、全体ランキングと比較して5位以上順位が上振れている銘柄は、13位のKDDI(9433)の1銘柄でした。総じて全体ランキングと大きな違いは見受けられませんでした。業種別では、情報・通信業が4銘柄、輸送用機器と電気機器がそれぞれ3銘柄ランクインしました。
(野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課)
(注)画像はイメージ。各種データは2024年5月15日時点。
(出所)各種資料より野村證券投資情報部作成