(注)画像はイメージです。

本日の動き

本日の日経平均株価は、前日比97円安の39,179円で取引を開始しました。前日の米国市場で半導体株が下落した流れを引き継ぎ、東京エレクトロンなどの半導体関連株の下げが目立ちました。一方で、前日引け後に好決算を発表したアドバンテストは逆行高で日経平均株価を下支えしました。他にも前日決算を発表した京セラや日立製作所、エムスリーなどの下落が重石となり、日経平均株価は下げ幅を広げ、心理的節目の39,000円を割り込みました。前引け後に終了した日銀政策決定会合の結果は、予想通り政策変更は見送られ、市場への影響は限定的でした。その後の日経平均株価は39,000円を挟んで一進一退を続け、前日比196円安の39,081円で取引を終了しました。日経平均株価の構成比上位の銘柄でファーストリテイリングは前日比-2.21%、東京エレクトロン同-2.54%と2銘柄で日経平均株価を159円押し下げた一方で、アドバンテストは同+6.43%となり、1銘柄で145円押し上げました。

本日の市場動向

ランキング

本日のチャート

(注)データは15時15分頃。ドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成

今後の注目点

本日米国では9月個人消費支出・所得統計、10月シカゴ購買部協会PMIなどの経済指標の他、アップルやメルク、インテル、アマゾン・ドットコムなどの決算発表が注目されています。

(野村證券投資情報部 神谷 和男)

ご投資にあたっての注意点