
(注)画像はイメージです。
本日の動き
27日の日本株市場では、自動車株や半導体関連株、データセンター向けの需要拡大が期待されていた電線株などが大幅安となり、相場を下押ししました。米国で26日、トランプ米大統領が米国への輸入自動車に25%の関税を賦課する大統領令に署名し、4月2日の関税発効とその翌日からの関税徴収を発表しました。関税による業績懸念から、日本の自動車株も下落しました。また、英国時間25日、中国が国内企業に対して先端半導体の使用を巡るエネルギー効率規制を強化し、米エヌビディア製品の販売を禁じる可能性があると報じられました。また、一部アナリストにより、マイクロソフトの大規模データセンタープロジェクト撤退が指摘され、AI開発に向けて高まっていたデータセンターや先端半導体需要拡大への期待が剥落し、半導体関連株や電線株の下落につながりました。これらの材料から、日経平均株価は寄り付きから下落し、一時下げ幅を前日比470円にまで広げました。2025.3期決算企業の配当権利付き最終日を見越した買い需要による下支えがあったとみられるものの上値は重く、終値は前日比227円安の37,799円となりました。
本日の市場動向


ランキング

本日のチャート


(注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
27日、米国で3月22日の週の週間新規失業保険申請件数が発表されます。トランプ関税を巡る不透明感の高まりが労働市場に影響し始めているか、注目されます。
(野村證券投資情報部 秋山 渉)