
(注)画像はイメージです。
本日の動き
本日の日経平均株価は、寄り付きから堅調な値動きを見せ、史上最高値を更新しました。15日の米国株式市場が、利下げ再開観測からAIや半導体関連株が上昇した流れを受け、日本株式市場でも関連銘柄中心に上昇しました。日経平均株価は寄り付き後、節目となる45,000円を一時上回りました。その後、高値警戒感が強まったことで方向感に欠ける展開となりました。ただ場中には、小泉進次郎農相などが自民党総裁選への出馬意向を示したとの報道が伝わり、政策期待が相場の下支え要因となりました。最終的に、日経平均株価は前営業日比+134円の44,902円で取引を終えました。業種別では、その他製品セクターが前営業日比-2.36%となりました。任天堂が12日、スーパーマリオブラザーズ40周年を記念して新作ソフトなどを発表したものの、材料出尽くし感から前営業日比-3.26%となったことが影響しました。個別銘柄では、ディスコが半導体の後工程需要拡大期待を背景に同+8.22%と大幅に上昇しました。
本日の市場動向


ランキング

本日のチャート


(注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
本日米国にて、8月小売売上高、8月鉱工業生産、9月NAHB住宅市場指数が発表されます。
(野村證券投資情報部 笠原 光)