「メタバース」という言葉が広まりつつある。インターネット上の仮想空間を指しており、アバター(分身)などを通してコミュニケーションできる点が特徴だ。メタバースの世界を仕事やイベントに活用したサービスが誕生している。

  VoicePing(ボイスピング)㈱は、テレワークチームの生産性を最大限に高める仮想オフィスツールVoicePing 2.0の提供を開始した。2次元仮想オフィス上にワークスペースが存在し、その中には部署やプロジェクト単位の活動スペースとしてフロアが用意されている。仮想空間内のメンバーのアバターを確認すると、声をかけてよいかが分かり、ワンクリックでリアルオフィスのような声かけができる。またタイムトラッキング機能でどのメンバーがどのプロジェクト・作業に何時間費やしたかが把握でき生産性管理が可能。さらに音声認識AI(人工知能)によって会議内容が文字起こしされ、会議ごとの議事録が自動整理されるという。

  Birdman(バードマン)が提供を開始したのは、世界有数のライブ配信技術とクリエイティブを掛け合わせ、新しい映像・エンターテインメント体験を実現する「さわれるライブ™ 5D LIVE™」。高解像度の3DCG(3次元コンピューターグラフィックス)映像に、同社が没入感の高い高品質なメタバースを設計し、デジタル上のさまざまな仕掛けを組み合わせることで、リアルタイムに触って楽しめる新しい体験型のデジタルコンテンツを企画・制作するサービスである。スマートフォンやPC、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)デバイスなどに対応しており、映像(画面)に触れることで、バーチャル(仮想)ライブ会場で自由に視点を動かしたり、タップした商品をオンラインショップですぐに購入できたりと、さまざまな可能性を秘めたバーチャル体験を実現する。

 メタバースの技術や活用法は今後さらに進化していくことが予想される。これからの動向に注目していきたい。(3次元コンピューターグラフィックス)映像に、同社が没入感の高い高品質なメタバースを設計し、デジタル上のさまざまな仕掛けを組み合わせることで、リアルタイムに触って楽しめる新しい体験型のデジタルコンテンツを企画・制作するサービスである。スマートフォンやPC、VR(仮想現実)・AR(拡張現実)デバイスなどに対応しており、映像(画面)に触れることで、バーチャル(仮想)ライブ会場で自由に視点を動かしたり、タップした商品をオンラインショップですぐに購入できたりと、さまざまな可能性を秘めたバーチャル体験を実現する。

 メタバースの技術や活用法は今後さらに進化していくことが予想される。これからの動向に注目していきたい。 

※野村週報 2022年6月6日号「天眼鏡」より
「天眼鏡」は、現在話題の新商品や新技術を解説したものです。ご投資の参考となる情報提供を目的としたものではありません。

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