7月14日に発表された米国株の四半期決算をお送りいたします。

＜野村の米国株決算速報＞JPモルガン・チェース(JPM)    

経済環境の悪化に備える  

※ 会社発表、リフィニティブより野村證券投資情報部作成
※ 実績は2022年4-6月期四半期
※ 純収益は非米国会計基準
※ EPS は非米国会計基準の希薄化後一株当たり利益
※ 7月14日寄り前決算発表。発表後の株価は、14日の前日比騰落率

　金融持株会社であるJPモルガン・チェースの2022年4-6月期決算は、市場予想を下回りました。

　会社は、厳しい経済環境により投資銀行業務の手数料が大幅に減少したことや、経済環境の悪化に備え貸倒引当金を積み増したこと、また、財務の柔軟性を高めるため自社株買いを一時停止していることをコメントしました。

　一方で、純金利収入は投資利回りが上昇したことなどにより前四半期や前年同期から増加し、会社は市場部門を除く純金利収入の2022年12月通期見通しを上方修正しました。

(注)｢野村の米国株決算速報｣では、NYダウとナスダック100の構成銘柄うち、2021年末の時価総額それぞれ上位10銘柄の決算速報を配信しています(アップルとマイクロソフトは重複するため合計18銘柄)。

<前回の当社決算おさらい>

<過去の米国株決算まとめ>

ご投資にあたっての注意点