このたび、FINTOS!で皆様にご好評いただいている機能「ウォッチリスト」に多く登録されている銘柄をチャート分析しました。
「ウォッチリスト」登録銘柄上位ランキング

母集団:野村の投資情報アプリ「FINTOS!」にて、ユーザーの皆様が「ウォッチリスト」機能に登録している銘柄(2022年8月25日時点)
本日はFINTOS!ウォッチリスト登録銘柄ランキング第2位の三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)です。週足チャートを用いて、チャート分析上の注目点を記しています。今後の投資戦略を考える上で、ご参考になれば幸いです。

20年以降の上昇トレンドラインまで下落
当社は、国内最大の金融グループで、国際展開に強みがあります。

(図1)当社の株価は2020年3月から今年3月にかけて上昇基調が続きましたが、その後は押しを入れる動きとなっています。
7月に13週移動平均線が26週線を下抜くデッド・クロスが示現し、株価はその後2020年以降の上昇トレンドラインや13週線、26週線などの水準まで下落しました。
この先、上向きの52週線(8月26日:698円)を下支えに切り返す動きとなるか注目されます。
調整継続の場合は1/3押し等が下値メド

(図2)一方この先調整継続となり、52週線を割り込んだ場合は、さらなる下値メドとして、2020年以降の上昇幅に対する1/3押し(678円)や50%押し(604円)の水準が挙げられます。
(注1) 株価は修正株価でザラ場ベース。直近値は2022年8月26日。図中の「〇週線」 とは移動平均線を指す。 (注2)株価表記について、2014年7月以降、一部の銘柄の呼値の単価変更により、小数点以下第1位まで表記しているものがある。(注3)トレンドラインには主観が含まれていますので、ご留意ください。またご投資に際しては、企業業績や投資尺度などテクニカル以外の要素についてもご確認ください。
(出所)東京証券取引所データより野村證券投資情報部作成
この資料は、投資判断の提供を目的としたものではなく、一般的なテクニカル分析の手法について記したものです。テクニカル分析は過去の株価の動きを表現したものであり、将来の動きを保証するものではありません。 また、記載されている内容は、一般的に認識されている見方について記したものですが、チャートの見方には解釈の違いもあります。