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17:15

【野村の夕解説】日経平均株価は477円高 中東情勢による下げ幅戻す(6/16)

(注)画像はイメージです。 本日の動き 15日に報道された、イスラエルとイランの衝突に対して米国が関与する可能性があるとのトランプ大統領の発言を受け、中東情勢の緊張が早期に緩和されるとの期待感が広がりました。これを背景に、先週末の地政学リスクによる下落分を取り戻す動きが強まり、日経平均株価は前営業日比222円高の38,056円で寄り付きました。その後、17日未明にG7サミットが行われているカナダで、石破首相とトランプ大統領の首脳会談による関税交渉の進展が期待されていることや、16日から開かれている日本の金融政策決定会合で、国債買い入れ額の減額ペースが緩やかになるとの観測も支えとなり、相場は堅調に推移しました。最終的に、日経平均株価は前営業日比477円高の38,311円で取引を終えました。個別では、アドバンテストが9%高となり、単独で日経平均株価を217円押し上げました。 本日の市場動向 ランキング 本日のチャート (注) データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。(出所)Quickより野村證券投資情報部作成 今後の注目点 16日は、米国においてニューヨーク連銀製造業景気指数が発表されます。18日には、FOMCの結果発表とFOMCメンバーによる経済見通しが注目されます。また、G7サミットにおける中東情勢の鎮静化を求める共同声明の採択に注目が集まります。 (野村證券投資情報部 笠原 光) ご投資にあたっての注意点

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