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厳選レポート:池田チーフストラテジストらの日本株ストラテジーほか3本
①日本株ストラテジー – 「業績好調度合い」の合成指標は株高を示唆
リサーチアナリスト:池田 雄之輔、元村 正樹、清水 康弘、藤 直也、西岡 伸、守屋 孝紀
発行日:2021年5月19日、3ページ
企業業績と株価の割安/割高評価の2つの指標を合成
日本株は、業績面からの上昇確度が高まっている。ほぼ出そろった20年度Q4決算が好調だったことに加え、19日に発表された「QUICK短観」では自社の株価水準について「割高」との見方が増えていないことが再確認された。この2つを同時に解釈すれば、「足元までの業績は順調に回復しており、企業は先行きについても(株高を正当化できる)好業績を見込んでいる」ということになる。実は、5月時点でのこの組み合わせの良さは、過去データに基づけば、年度末にかけての日本株パフォーマンスを予見していると言える。
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②Global Economy & Policy Insight Weekly:地球温暖化ガス 2030 年 46%削減目標の高いハードル
リサーチアナリスト:野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英
発行日:2021年5月19日、14ページ(内ディスクレイマー6ページ)
【要旨】
4 月 22・23 日に開かれた米国主催の気候変動サミットでは、先進国は競って 2030 年の温暖化ガス削減目標を引き上げ、地球温暖化対策での積極姿勢をアピールした。日本は、2030 年度に温暖化ガスを 2013 年度比で 26%削減するという従来の目標を大幅に引き上げ、2013 年度比 46%の削減とする新たな目標を表明している。排出量削減目標引き上げの最大の鍵となるのは、排出量の約 4 割を占める電力部門(発電所を中心とするエネルギー部門)での排出量削減だ。そのためには、電源構成(エネルギー・ミックス)の大幅な見直しが必要となる。
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③電子部品業界:パッケージ関連統計 – モジュール基板の平米単価が3月に大幅上昇
リサーチアナリスト:秋月 学(半導体・電子部品)
発行日:2021年5月19日、1ページ
PKG(半導体パッケージ)の平米単価が3月に一段と大きく上昇
経済産業省の生産動態統計では、3月のモジュール基板の出荷額が前年同期比74%増の155億円となった(2月:同50%増の132億円)。出荷数量は同10%増(同8%増)、平米単価が同59%増の44万円(同39%増の38万円)であることから、出荷額の増加はPKG製品の高付加価値化によって実現していたと推察される。10月頃から本格量産が始まったPKG新工場で生産する品目が、当初のクライアントPC向けから、サーバー向けなどの高付加価値製品に切り替わってきた可能性が高いだろう。また、それに伴い、工場の労働生産性が上昇している可能性も高く、今後、高付加価値品の出荷が増えているPKGメーカーは、収益性の改善が見込まれよう。
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