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厳選レポート:尾畑シニアエコノミストの米国株解説など5本

①週刊マクロの視点 – バリュエーションとモメンタムから見た米国株

発行日:2021年5月21日、7ページ

要約

 4月下旬以降、米国株式市場ではハイテク関連を筆頭とした高PER(株価収益率)セクターを中心に株価が大きく調整した。その一因として市場では、長期金利上昇によるバリュエーション調整、いわゆる割高感の緩和が指摘されている。S&P500指数のバリュエーションを予想益利回りスプレッドの観点からみれば、依然としてS&P500指数は割高とみなされやすい水準にある。ただし、グロース株がバリュー株に対して相対的に調整余地が大きい訳ではない。

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②2021~22年度の経済見通し – 足踏みするコロナ禍からの実体経済の回復

発行日:2021年5月21日、48ページ

2021~22年度の経済見通し改定

 5月18日公表の21年1-3月期GDP(国内総生産)1次速報値を踏まえ、2021~22年度の経済見通しを改定した。21、22年度の実質GDP成長率の野村予測値は、それぞれ前年度比+4.5%、+3.9%である。これらは、前回3月9日時点の予測値と比べ、21年度が0.6%ポイントの下方修正、22年度が0.9%ポイントの上方修正となる。21年度実質成長率見通しの下方修正は、3回目の緊急事態宣言が発出されるなど、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響による経済活動の下押しが継続していることに加え、ワクチン接種が現時点では本格的に進捗していないことを踏まえたものである。

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③野村:素材・エネルギーマンスリー:5月 – 1~3月決算:鉄鋼などを中心に総じて好調

発行日:2021年5月21日、26ページ

【要約】鉄鋼、電子材料や商社等を中心に業績堅調

 21年1~3月期の決算発表が一巡した。鉄鋼、電子材料や商社などを中心に概ね業績は好調であったと考えている。半導体材料を中心に需要が好調な電子材料、鋼材需給の逼迫が幅広い企業に波及している鉄鋼、車関連の好調に加え、電力ケーブルの中期成長が注目できる電線、油価上昇を売価へ転嫁可能と考えられ、石化などの市況上昇の恩恵を享受すると見られる石油精製、高水準な鉄鉱石、非鉄市況や原油の恩恵を受けるであろう商社に注目するという見方は前月から変更ない。

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④政治レポート – ロウハニ・イラン大統領がイラン核合意の米国復帰に関し、基本合意成立と発言

発行日:2021年5月21日、7ページ

米国の追認、IAEAへのイランの査察協力の延期、制裁解除の内容、OPECプラス会合に注意

 5月20日、イランのロウハニ大統領が、米国のイラン核合意復帰の協議について、「協議相手(米国)は石油、石油化学、航海、保険、中央銀行およびすべての銀行に関する制裁を解除することを認めた。我々は基本的かつ大きな歩みを踏み出し、主要な合意に至った。いくつかの件に関して、最終合意に至るために交渉を続けている。」と発言した。ロウハニ大統領の発言を踏まえると、協議が6月18日のイラン大統領選挙以降に持ち越され、8月の次期政権発足までの協議の中断や、保守強硬派政権発足による協議停滞に遭遇するリスクは低下していると見られる。5月20日の原油市場では、このロウハニ大統領の発言を受けて、原油価格が下落している。

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⑤日本経済ウィークリー – コモディティ価格高の波及効果を考える

発行日:2021年5月21日、14ページ

コモディティ価格高の波及効果を考える

 コロナ禍から日本経済がまだ立ち直っていないにも関わらず、コモディティ価格の上昇が続いている。金融市場では、スタグフレーション(物価上昇下での不況)を懸念する向きも見られる。本稿では、産業連関表をもとに素材産業の販売価格が上昇した場合の産業別・価格の波及効果を計算する。

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