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厳選レポート:池田ストラテジストらの日本株ストラテジーなど4本
①日本株ストラテジー – 日本株は3つの悪材料を克服、失地回復へ
発行日:2021年5月25日、6ページ
日本株は幅広い業種で欧米株に劣後
春先以降、先進国株式市場における日本株のパフォーマンスの悪さが目立っている。日米欧の株価指数の3月19日から5月21日までの騰落率は、日本(TOPIX500):-5.3%、米国(S&P500):+6.2%、欧州(STOXX600):+5.0%と、日本株の一人負けだ。しかも、幅広い業種で日本株が目立った弱さを示しており、複合的な要因の作用が疑われる。影響が大きいと見られるものを3つ挙げれば、(1)米金利上昇・円安傾向の休止、(2)新型コロナ感染およびワクチン接種状況の相対的劣後、(3)企業決算発表のタイミングの遅さによる業績見通しの出遅れ、だろう。
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②グローバル:金融政策 – 米国の量的緩和縮小(テーパリング)の議論開始時期を読み解く
発行日:2021年5月25日、4ページ
1987年9月、米連邦準備制度理事会(FRB)議長だったアラン・グリーンスパン氏は、議会証言でこう述べた。「FRBの議長に就任してから、脈絡がないようにつぶやくことを学んだ。私の発言があまりにも明確と受け止められれば、発言が誤解されたに違いないからだ。」
中央銀行及び当局者の発言・声明は、特に経済の不確実性が高い局面において、柔軟性を確保するために意図的に曖昧にされる場合がある。21年4月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録もまさにそうで以下のような記述があった。
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③4月の工作機械受注(確報)、機械 サイクルの見方 – 欧州受注の戻りが強く、北米、日本も回復へ
発行日:2021年5月25日、8ページ
世界的に一般機械、自動車向けが堅調
5月25日に日本工作機械工業会が発表した4月受注(確報値)は、中国の電機・精密向けが前月比で小幅減少した一方、世界的に一般機械、自動車向けを中心に堅調であった。今後は、中国受注が季節性で一服する時期に入るものの、実質的には堅調に高水準が続き、一方で回復余地が大きいのは水準がまだ低い欧州、北米、日本、アジアと見込む。当面は欧州、北米の回復が強く、日本、アジアが緩やかに回復と予想される。この見方は従来と同様で、最近の受注実績もそれに沿っている。
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④国内自動車販売見通し – 22.3期、23.3期の需要見通しを上方修正
発行日:2021年5月25日、4ページ
1~4月の販売は緊急事態宣言や半導体不足を考慮すれば堅調
1~4月の軽自動車を含む国内販売は前年同期比8%増の178.0万台となったが、新型コロナの影響がなかった19年1~4月比では7%減少した。1~4月のSAARは493万台と、1)緊急事態宣言が複数回あり、2)半導体不足でSUBARU(7270)やホンダ(7267)など一部企業の供給が滞り、3)在宅勤務による通勤の減少などで自動車走行距離がコロナ前に比べ9%減少(野村推定)したこと(21年1~3月のガソリン販売は19年1~3月比9%減)、を考慮すれば堅調だった。
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