本日の株式市場

本日の日経平均株価は前日比551円高の35,601円で取引を開始しました。前日引け後に決算を発表したファーストリテイリングの大幅上昇や、半導体関連株が堅調となったことが指数を押し上げました。寄付き後早々に一時前日比789円高をつける場面もありましたが、日経平均株価は今週に入り、前日までで約1,672円上昇していることから、短期的な過熱感が重石となり、徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。もっとも、日本株の先高観は強く、35,400円台を挟んで一進一退となりました。引けにかけてやや上げ幅を拡大し、前日比527円高の35,577円と大幅に5日続伸し、連日で昨年来高値を更新しました。
業種別では、中東情勢の緊迫化を受けて、原油価格が上昇したことを背景に、鉱業の上昇が目立ちました。
個別では、前述のファーストリテイリングが前日引け後に発表した決算内容が市場予想を上回ったことが好感され、株価は前日比+6.33%と大幅に上昇し、1銘柄で日経平均株価を約231円押し上げました。

本日発表予定の海外経済指標等
【米国】
12月生産者物価指数(前月比)
(総合)前月:±0.0% 予想:+0.1%
(コア) 前月:±0.0% 予想:+0.2%
(注)経済指標などの市場予想はブルームバーグによる市場コンセンサス予想。時間は日本時間。
(出所)東京証券取引所等より野村證券投資情報部作成
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