三菱UFJ、NTT、積水ハウスなどがランクイン

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1位にランクインしました。最近の日銀高官の発言を受けて、早期にマイナス金利政策が解除される可能性が浮上しており、銀行株の支援材料となっています。

日本電信電話(9432)が4位にランクインしました。2024年3月8日、NTTはNTT西日本で発生した顧客情報流出を受けて、グループ全体での情報漏洩防止策を発表しました。予算規模は今後3~4年の総計で300億円程度とされました。

積水ハウス(1928)が6位にランクインしました。2024年3月7日、積水ハウスが発表した2024.1期の営業利益は、前期比4%増益の2,710億円となり、野村予想を約60億円上回りました。「ウェスティンホテル横浜」の売却などで不動産売却益が上振れました。

アステラス製薬(4503)が8位にランクインしました。2024年3月5日、2024年4月に行われる薬価改定の内容が告示されました。アステラスでは、前立腺がん向け治療薬「イクスタンジ」などが大きい引き下げとなりました。

三菱商事(8058)が9位にランクインしました。一部報道で、三菱商事が「ケンタッキーフライドチキン」を運営する日本KFCホールディングス(9873)の株式を売却することを視野に検討を進めていると伝えられました。三菱商事は、「決定した事実はない。」とコメントしています。

(野村證券投資情報部 デジタル・コンテンツ課)

(注1)画像はイメージ。
(注2)各種データは2024年3月11日時点。

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