(注)画像はイメージです。

海外市場の振り返り

先週の米国株式市場(2024年12月30日~2025年1月3日)の株価騰落率は、NYダウが1週間で-0.60%(-260.08ドル)の42,732.13ドルとなり、S&P500は同-0.48%、ナスダック総合は同-0.51%と、小幅に下落しました。騰落は、主要3指数ともに12月30日~1月2日にかけて下げた後、1月3日は反発となりました。米ドル円相場は1ドル=157円20銭台(日本時間6日7時時点)と、2024年12月30日の15:30時点の157円90銭台からはわずかに円高です。1月3日の日経平均先物CME終値は39,595円となりました。日経平均株価の年末の終値(39,894円)を約300円下回る水準です。

相場の注目点

東京市場が年末年始の休場の間、NYダウなど米国株下落の影響を織り込み、大発会は下落しての取引開始が見込まれます。その後は特段の材料も見当たらず方向感に欠く展開を想定しますが、値ごろ感に着目した買いに支えられ、底堅い展開となるか、2025年最初の市場動向が注目されます。

本日のイベント

本日米国では、11月製造業受注が発表されます。また、世界最大の家電見本市「CES 2025」がラスベガスにて、7日(火)開催されます。6日に行われる前夜祭でのエヌビディアCEOジェンスン・ファンの基調講演に注目が集まります。   

(野村證券 投資情報部 神谷 和男)

(注)データは日本時間2025年1月6日午前7時半頃、QUICKより取得。ただしドル円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。CME日経平均先物は、直近限月。チャートは日次終値ベースですが、直近値は終値ではない場合があります。

野村オリジナル記事の配信スケジュール

ご投資にあたっての注意点