
(注)画像はイメージです。
本日の動き
本日の日経平均株価は、今後の政権運営を見極めたいとの思惑から様子見姿勢が広がり、方向感に欠ける展開となりました。寄り付きは6日の上昇基調を引き継いだほか、OpenAIとアドバンスト・マイクロ・デバイセズの提携報道が半導体関連の買いを誘い、買い気配で始まった銘柄の値が付くにつれ上げ幅を拡大し、一時は前日比582円高の48,527円まで上昇しました。もっとも、買いが一巡すると利益確定の動きが見られ上昇は一服し、心理的節目の48,000円付近まで上昇幅を縮小しました。ただ、日銀の利上げペース鈍化観測を背景に米ドル円が1ドル=150円50銭台まで円安に振れ、輸出関連を中心に株価の下支え要因となりました。その後は48,000円を挟んで小動きが続き、大引けは前日比6円高の47,950円となりました。個別では、高市早苗氏が核融合炉の開発推進を掲げていたことから連想され、フジクラが一時前日比+10.4%まで上昇し、上場来高値を更新しました。
本日の市場動向


ランキング

本日のチャート


(注)データは15時45分頃。米ドル/円相場の前日の数値は日銀公表値で、東京市場、取引時間ベース。米ドル/円は11:30~12:30の間は表示していない。
(出所)Quickより野村證券投資情報部作成
今後の注目点
本日米国にて、8月消費者信用残高の発表が予定されています。 ※8月貿易統計は政府閉鎖の影響で延期見込み。
(野村證券投資情報部 笠原 光)