キャンプの醍醐味といえば、普段の生活では味わうことができない非日常感に浸れることだろう。そのための演出も大切で、一つあるだけで気分が上がること間違いなしのアイテムも登場している。

 ㈱Gloture(グローチャー) は、「GampZone(ギャンプゾーン)」を自社のEC(電子商取引)サイトにて販売を開始した。同製品は、アウトドアや防災用途に最適な4面構成のウィンドスクリーン。折りたたみ式で簡単にコンパクト収納でき持ち運びにも便利だ。キャンプ場など広いスペースでエリアを区切ればプライベートスペースが完成する。4面により構成されているため、自由自在に変形可能。工具要らずの簡単展開なので、女性でも簡単に組み立てることができる。展開した時、外側は弧のように膨らんでおり空力的に風が分散するため、倒れにくい設計となる。また、内側は少し凹んでいて会話の声や焚き火の音などに多少の反響効果が得られる。1辺が約1.2×1.2mと、2人が座っても窮屈と感じない広さと高さに設計されているため、圧迫感を感じにくいのもうれしい。

 純国産にこだわるソロキャンプブランド「High Camp Go !!(ハイ キャンプ ゴー)」を展開するスパーキークリエイト㈱が公式オンラインストアにて発売したのは、炎が眺められるガラス窓を搭載したボックス型ロケットストーブ「Bonflame CUBE(ボンフレイム キューブ)」。ドラフト効果(煙突効果)を利用して、少量の燃料で強い火力を生み出すことができるのが特徴となる。上昇気流で温かい空気が煙突に吸い込まれていくと、投入口からは次々と空気が入ってくるので、常に空気を送り込んでいるような状態になる。すると温度も上昇し、煙突からは勢いよく炎が吹き出す仕組みで、排気から煙やススがほとんど出ない。またロケットストーブとしては珍しいガラス窓を設置することで、内部の炎を眺めることができる。

 9月半ばを過ぎると夕方から急に冷え込むことも多くなる。風避けや寒さ対策をしっかりとしてキャンプを楽しもう。 

※野村週報 2022年9月26日号「天眼鏡」より
「天眼鏡」は、現在話題の新商品や新技術を解説したものです。ご投資の参考となる情報提供を目的としたものではありません。

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